北海道の春はまだ寒いです。
桜はもう散ったのですが、その後、風が強い日が3日連続で続き、昨日と今日は雨でした。
平均気温は10度前後、まだ暖房に頼る日が続いております。
でも、明日からようやく天気も回復し、少しづつ暖かくなりそうです。
今回は外で見かけた紫の花についてです。
紫の花というとラベンダーが思い浮かびます。
でもラベンダーは7月が開花時期で、5月に咲くというのはちょっと変です。
実は、そこには思わぬ落とし穴が!
北海道で5月に咲いている紫の花は?
先日、外出した際に、周りを眺めてみると、家の周りの芝生は青々と茂り、タンポポも綺麗に咲いていました。
今の住まいは団地ということもあり、所々に小さいながらもガーデニングの庭があります。
丁寧に手入れをされており、色とりどりの花を眺めることができます。
今は、ちょうどチューリップが咲きごろで、赤や黄色などの花を咲かせています。
そんな中、ちょっと目についた花がありました。
まあ、なんとも綺麗な紫ですね。
みると、なんだかラベンダーみたいです。
北海道で5月に咲く紫の花は「ムスカリ」
どう考えても、ラベンダーではない気がしてきました。
というわけで、色々と調べてみたところ、一見ラベンダーと思われた紫の花は「ムスカリ」という種類の花でした!
花の形がぶどうの房のようなので、ブドウヒヤシンスとも呼ばれることもあります。
原産地は地中海沿岸地方を中心とし南西アジアでも見られます。
日本には30数年前ごろから市場に出回るようになり、日本全国に広がっております。
主に園芸植物として育てられておりますが、最近では公園などでも普通に見られるようです。
開花時期は3月初旬から4月末ごろであるので、今の時期の北海道で咲いているのは理にかなっております。
北海道で咲いている紫の花というとラベンダーのイメージが強いのですが、さすがに5月に咲いてるなんてことはなかったですね(笑)
ラベンダーの開花時期は7月ごろ
なお冒頭でも触れましたがラベンダーの開花時期というのは7月です。
5月にラベンダーが咲いていることはほぼありません。
念のためですが、ラベンダーはこんな花です。
先ほどのムスカリの写真と比べると、やはり違います。
北海道のラベンダーは7月ごろが見頃、富良野にあるファーム富田などが有名ですので、一度行ってみたいですね。
(これは本物のラベンダー畑の写真です)
2018年の夏に富良野にラベンダーを見にいってきた時の旅行記はこちらを参照ください。