【北海道移住に向けての準備(4)】住まい探しについて

北海道移住序章
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移住する先は札幌と決まり、いよいよ住まいを探します。

本当ならば、広々した土地にこんなログハウス(いわゆる丸太小屋みたいな物)にのんびりと暮らすなんてできれば最高ですね。

もちろん、そんな非現実的なことができるわけなどなく、普通に物件を探します。

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退職後にフリーランスである私が借りられる物件の条件

物件を探すにあたり、私の場合、次の条件に当てはまるかがポイントになります。

  1. 駅から歩いて行けること(概ね10分ぐらい)
  2. 敷金はあっても良いが、礼金不要か1ヶ月まで
  3. 保証人不要(その分の保証料は払っても良い)
  4. 個人事業主(最悪無職)でも借りることができる
  5. 家賃は5万円以内

築年数や設備の条件まで入れるとキリがないので、まずはこの条件に合致したものから探します。

まず、現時点で車を持っておらず、基本的に移動は徒歩と公共交通機関を使います、

そう考えると、やはり駅から近い方がいいです。

 

次に、敷金と礼金について。

基本的には返却されるので良いですが、礼金という制度は昔からの悪習でなるべく払いたくありません。

地域によっては、まだ根強く残っているようですが、最近はゼロゼロ物件なども登場し、減りつつあるようですね。

 

そして、一番重要視したのが保証人制度!

これも昔からの慣習ですよね。

学生とかなら話はわかりますが、社会人に貸すときにまで保証人を求めるのはどうかと思います。

 

私の場合、両親もすでにリタイヤしておりますし、兄弟に負担をかけるのも嫌ですので、できれば頼みたくありません。

さらに、現在の私は会社員ではなく個人事業主(実情は今年独立したばかりで無職に近い)です。

そのような条件で貸してくれるかどうかですが、これは大家さん次第です。

実はこういう交渉事があまり好きではなく、返事が出るまで数日待たされる事もあるので、うんざりしています。

 

家賃は安いに越した事はないです。

ちなみに現在住んでいる住まいは1K(24平米)で85,000円、都内は高すぎ!

 

以上の条件に合致するものがあるか、調べ始めました。

実はメリットが多い団地(UR)という選択

探し始めて間もない、そんなある日のことでした。

たまたま書店に寄り、建築関係のコーナーである1冊の本を見つけました。

 

そうだ、団地(UR)という選択がありました。

もともと大学を卒業するまで、埼玉の実家に住んでおり、そこは団地でした。

家族4人で住むには正直狭く、敷地も単調な建物が並んでいるだけの場所です。

そのため、当時は団地は好きではありませんでした。

 

しかし、一人暮らしをして、様々な賃貸住宅に住んでいるうち、実は団地というのは作りも頑丈で、建物間の距離も広く、公園や芝生など緑もあり、環境が良いということに気づきました。

 

この本では、古い団地をリノベーション(リフォームのようなもの)して、現在の住宅環境にあった空間を作り、住みやすい住まいづくりをした実例が紹介されております。

これを読んでいるうちに、URは築年数が長くても、ある程度リフォームされている建物もあるし、自分である程度、手を加えれば住みやすくできるなと思うようになりました。

 

そして、何より希望の条件を満たせることが大きかったのです。

それは礼金と保証人についてのことです。

 

そのようなわけで、札幌に良いURの物件がないか探し始めました。

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意外と良心的!UR(旧公団)の条件

実際調べてみると、札幌にはURの物件が多く、単身用の物件も結構あることがわかりました。

そして家賃も希望の範囲内でした!

(ちなみに首都圏のUR物件は、古くて駅から離れているところを除き、結構家賃が高いです)

さらに、URには次のようなメリットが!

  • 礼金不要
  • 仲介手数料不要
  • 更新料不要
  • 保証人不要
  • 所得証明の代わりに貯蓄証明(銀行などの残高)が利用可

まさに、条件に合致しています!

幸い、今までの貯蓄があり条件を満たしていました。

これで心配していた点が全てクリアできました。

 

実は1月に北海道にいったときに、すでにURの物件も検討しておりました。

事前にURのサイトから、いくつか候補を選び、当日事務所に連絡をして内覧をさせてもらいました。

ほぼ自分の希望を満たしており、ここなら問題ないだろうと確信できました。

すぐにでも契約したいところでしたが、実際に引越しするのは先の話なので、今回は見学だけとなりました。

事務所にはすぐに引っ越すわけではなく、春頃になるだろうことも伝え、その時に空きがあれば大丈夫ですよということも言われました。

 

その時見てきた部屋がこんな感じ。

建物の古さを除けば、ここまで条件に合致したのは本当にラッキーでした。

こう考えると以外とURは穴場ではないかと思います。

でも、やはり築年が浅く新しいところや、繁華街など賑やかなところが人気なのですかね。

(後で知ったのですが、札幌ではURの賃貸は結構人気があり、空きも少ないのだそうです。)

集合住宅に抵抗がなければ、公園とかも整備され、落ち着いたところに立っている団地というのも悪くないと思いますよ。

 

ちなみに現在(東京)は、交通量が多い2車線道路に面したところに住んでおり、日中は本当にうるさいです!

特に自宅で作業していると、マフラーを外した車、バイク、そしてトラックやバスのエンジン音が頭に響き、イライラします。

 

以上で移住に向けての準備は終了です、

この後、4月中旬ごろにふたたび北海道へ渡り、契約をする予定です。

次は【東京から北海道への移住記録】として、移住までの流れを書いております。

【東京から札幌への移住記録】(その1)物件探しと仮契約
移住に向けての事前準備も終わり、いよいよ行動に移します。 最初にすることは、住まい探しと仮契約です。...