読んで旅をしたくなる!3冊の北海道旅行本


移住のことを考えるようになってから、北海道についてもっと知りたいと気持ちが強くなり、一時期、北海道に関する本を集めていました。

今も頻度は少なくなりましたが、気になるものは今でも購入することがあります。

 

その時に集めた本は、保管場所がなくなったためことと、断捨離を進めていたこともあり、泣く泣く古本屋へ売りました。

ちなみに昔のブログは、読んだ本の記録をつけようと思って始めたものでした。

 

まあ、北海道だけ取り上げても色々なジャンルの本がありますが、その中でも面白いのは、やはり北海道を旅するもの、いわゆる紀行・旅行記です。

有名な作家が書いたものがあれば、そうで無い、いわゆる一般の方が書いたものもありますが、実は一般の方が書いた作品の方が面白いものが多いと思われます。

 

今回は、今まで読んだ中から、個人的に面白かったものを3冊、取り上げようと思います。

 

北海道よくばり一人旅―利尻・礼文・釧路湿原  今野忠敏 著

 

この本は、ほとんど歩きで移動する一人旅の記録なのですが、描写がとても克明で、一度北海道を旅したことがある方はその情景を思い浮かべながら楽しめ、そうでない人も丁寧に行路やその時々の風景が描かれているので、まるで自分が旅したような気分で楽しめると思います。

 

平成7年の記録ですが、古さは感じずに読み進めることができます。

 

青函トンネルを抜け北海道に入り、サロベツ、利尻、礼文、釧路湿原、根室、再び利尻、礼文に戻り、その後大雪山の沼の平を訪れ、青函トンネルで北海道を後にするまでの全15日間の旅が記録されています。

特に礼文島に思い入れがあるのか、礼文島に関する記述は力が入っていましたね。

 

ちなみに、この本で初めて、かの有名な「8時間コース」のことを知ったのはここだけの話です。

昔は「愛とロマンの8時間コース」と呼ばれていましたが、今は8時間コースと呼ぶのが一般的なようです。

 

個人的には、北海道旅の紀行文としては一番傑作ではないかと思います。

 

ヒッチハイクで日本一周 山添勝志 著

厳密に北海道というわけではありませんが、全体的に面白く、北海道編がとても充実していました。

 

ヒッチハイク、いいですよね。

一度やると癖になるといいますからね。

ヒッチハイクの楽しさと、その時々で出会う人の交流もいいものです。

ヒッチハイクの魅力も伝わる内容です。

 

前編、後編に分かれており、前編では北海道にたどり着き、礼文島で1ヶ月バイトしならが過ごしまでが描かれています。

彼もかの有名な8時間コースにチャレンジしていました。

 

後編ではその後も2ヶ月ほど北海道に滞在しています。

まあ北海道に毎年ツーリングに来るぐらいの著者ですので、居心地がよかったのでしょう。

稚内のバイクステーションに連泊したり、浦河では知り合いのラーメン屋から召集をかけられバイトしたり、再び礼文島に渡り桃岩荘に連泊するなど結構楽しんでいます。

特に音別にある「YAMANONAKA カムイミンタラ」というキャンプ場に泊まった話があり、周りに本当に何もなくここだけが時間が止まっているような場所のようで、何もかも忘れて静かに時を過ごしたいときには良さそうな場所だなと思います。

 

ヒッチハイクをしながら、著者の心情が変わっていく様も見られ、こちらも興味深く読むことができました。

 

今現在、著者は何をしているのかな?

 

北海道の旅 串田孫一 著

串田孫一さんは詩人・随筆家として著名な方で、登山をされる方(特に年配の方)には「山のパンセ」などの著作もりご存知の方も多いのではないでしょうか。

1962年(昭和37年)の北海道を旅した記録の本なので、正直面白いのか疑問でした。

昔の北海道の風景がわかればいいかという気持ちで手に取ったのですが、読み始めたらこれが結構楽しめました。

 

東京からひたすら列車で北上し、道内も列車とバスで回っております。

昔の列車ですから蒸気機関車とかでゆっくり時間をかけて移動してたのでしょうね。

 

内容に関しても、おそらく年月を隠せば、現在の話ではないのかと思い違うぐらい、それほど風景は変わっていないのかなあと感じました。

 

文章は独特ですが、自身や周りの人の心理描写、目に見える風景を伝える表現の仕方は、方向を変えてみると面白かったなという記憶があります。

結構多くの土地を訪れており、利尻・礼文にも訪れています。

 

この本だけ本業の作家が書いたものですが、印象に残っていたので取り上げました。

 

そのほかにも多数の書籍があり、有名なところだと司馬遼太郎さんの「街道をゆく」や椎名誠さんの作品も印象に残っています、

 

今回は旅の楽しさ、面白さという点で、以上の3冊を取り上げました。

 

この本を読み返す機会があれば、またぶらっと道内を旅する気分に浸れるかもしれません。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。