村上春樹のイメージが変わった「走ることについて語るときに僕の語ること」

日常・雑記

タイトルにある「走ることについて語るときに僕の語ること」。

このエッセイを読んで、今まで村上春樹さんに対して抱いてたイメージがガラッと変わりました。

 

「ノルウェイの森」や「羊をめぐる冒険」に出てくる主人公から村上さんがどんな人なのかと想像すると、不健康で退廃的な典型的な作家なのかと思っていました。

しかし、今回取り上げるエッセイを読んで、実はマラソンを日課にしている健康的な暮らしをしていることを知りました。

 

「走ることについて語るときに僕の語ること」は結構前に読んだのですが、村上さんの人物像なども知る頃ができる不思議な本でした。

今回は当時読んだときにレビューを交えながら取り上げたいと思います。

 

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「走ることについて語るときに僕の語ること」のレビュー(感想)

この本を読んで初めて、村上春樹さんはマラソンをライフワークにしていることを知りました。

しかもちょっとしたジョギングではなく、フルマラソンも何度も走ったり、サロマ湖の100kmマラソンにもチャレンジしている本格的なランナーです。

 

この本を読んだ時期、私は走ることなんて大嫌いだったのですが、読み進めていくうちに、走ることも悪くないなという気にさせられました。

読み終わった当時のレビューが残っていたので、こちらに掲載します。

ネットで北海道本の検索をした際に、なぜか見つけたのが村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」でした。

なぜ検索に引っ掛かったのかわかりませんが、どんなことを書いているのか興味があり実際に読んでみました。


内容はマラソンをライフワークとしている村上春樹さんが今まで参加してきたマラソン大会やトライアスロンのこと、大会に向けてのコンディション作りなどについてまとめられています。


記憶に残ったのは、アテネで走ったマラソンのこと、ニューヨークシティマラソンに参加した話が印象的でした。


マラソンに対する村上さんの思いやこだわりが丁寧に書かれており、エッセイとして読み応えのある作品でした。


村上春樹ファンはいうまでもなく読破済みでしょう。

逆に村上作品を読んだことがなくても、こちらは難解なことは書かれていないので、読みやすい1冊です。

肝心の北海道に関することについては、サロマ湖100キロマラソンに参加した話が掲載されていました。

参加を決めてからの準備期間、スタートしてからゴールするまでの心境の変化が詳しく書かれており、走っているときの息遣いがすごく伝わってきました。
走っている時のサロマ湖周辺の景色などが特に描写されているわけではないのですが、北海道の中を走っているのだなあというのは伝わってきました。

北海道関連の話に興味があれば、この部分だけ読んでもいいかもしれません。

 

サロマ湖マラソンについては、北海道がどうこうというより、100km走るということ自体、何を考えているのだろうと思ってしまいます。

それでも、走ることにのめり込むと、こういうチャレンジもしたくなるのですね。

サロマ湖100kmマラソンのことについては、とても詳しく書かれているので、参加したいと考えているなら読んでみるといいかもしれません。

ただ、参加したのは昔の話なのですが、走る前の心構えやチャレンジしている時の心境などは参考になるかもしれません。

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村上春樹を知るには「走ることについて語るときに僕の語ること」は必読

以上、村上春樹のエッセイ「走ることについて語るときに僕の語ること」について取り上げました。

このエッセイが出版されたのは、2007年ですが、アテネを走った話は1983年、ボストンマラソンに出たのは2005年と、結構幅広いです。

つまり、かなり若い時から走ることをライフワークにしていたということです。

 

村上春樹さんの意外な一面を知ることができるエッセイなので、いうまでもなく村上春樹ファン(ハルキスト)にとっては必読の1冊であることは間違いありません。

ファンでなくとも、気軽に読めるエッセイなので、ちょっと村上春樹に興味があるならば、読む価値は十分にあります。

 

 

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