美瑛といえば前田真三「拓真館物語」というフォトエッセイは必見

北海道生活

北海道には各地に美しい風景を映し出す地域がたくさんあります。

その中でも1~2番目に名前が上がるのは、美瑛の丘の風景ではないでしょうか。

美瑛の風景を全国区に知らしめた写真家といえば前田真三さん。

生涯に数多くの写真を残しておりますが、今回はちょっと変わったフォトエッセイを取り上げました。

 

スポンサーリンク

美瑛にある前田真三のフォトギャラリー「拓真館」とは

本を紹介する前に「拓真館」について説明しておきます。

拓真館というのは美瑛にある前田真三さんの写真ギャラリーです。

廃校した美瑛町立千代田小学校跡地を利用し、美瑛町の協力を得て1987年にオープンしました。

拓真館という名前は拓進という地名に前田真三の「真」と写真の「真」に因んでいます。

館内には前田真三の「丘」の連作などの作品の他、長男の前田晃の写真も展示しています。

今では美瑛を代表する観光スポットの1つになっております。

 

  • 住所:〒071-0474 北海道上川郡美瑛町字拓進
  • アクセス:JR美瑛駅より車で15分
  • 駐車場:無料(乗用車80台、バス15台)
  • 電話:0166-92-3355
  • MAP CODE:349 704 272
  • 料金:入館無料
  • 営業時間:
    9:00~17:00(5月~10月)
    10:00~16:00(4月~11月)
    (※冬期営業は要問合せ)
  • 美瑛町による紹介ページはこちら
スポンサーリンク

 

前田真三の「拓真館物語」は美瑛の風景が好きなら読んでみる価値あり

紹介する「拓真館物語―前田真三写真集」、この本は、私が北海道の本を趣味で集めていた時に見つけたものの1つです。

拓真館にスポットを当てた著書になります。

おなじみの美瑛の風景を撮った写真をはじめ、拓真館が写っている写真、著者のショートエッセイという内容で構成されております。

 

本編の最初に著者が美瑛の風景と撮り続けるきっかけとなったカラ松林についてふれており、冬のカラ松林の写真が掲載されております。

その写真がなんとも幻想的な風景を映し出しております。

私自身、あまり芸術的なことに詳しいわけではありませんが、ここに掲載されている写真の1枚1枚が見る者に何かを語りかけているように感じ、なにかあたたかい気持ちにさせてくれます。

本書は前田真三さんが存命中に出版されたものであり、オープンしたいきさつ、周りの風景が語られ、また拓真館がオープンした当時の写真なども掲載されております。

実際に私もずいぶん昔に訪れたことがあるのですが、平日にもかかわらず人が多くにぎわっていました。

建物や周りの風景もオープン当時とほとんど変わっていないような気もしました。

まさにこれが皆がイメージする美瑛だと感じられる写真集であり、こういう風景写真が好きであれば楽しめる1冊です。

 

ちなみに私が本書の中で一番好きな写真は、冬の道をスキーと抱えて3匹の犬をお供に連れた郵便屋さんのものです。

ほのぼのしている姿とトコトコと尻尾をふってついてくる犬の姿がよく伝わってきております。

撮影当時に時折見かけられたものとコメントがありましたが、現在ではどうなのでしょう?

 

1993年出版と古い本なので入手は難しいかもしれませんが、興味があれば中古市場で手に入るかもしれません。

 

落ち着いた頃に、美瑛の風景と拓真館にまた足を運びたいです。