2020年に入り、本格的に外でランニングするようになったことについては、何度も触れている通りです。
走りに出かけるときには、必ず持ち歩くようにしているものがいくつかあります。
- スマホ
- 自宅の鍵
- タオル
- 水筒
- 少額の現金
- 免許証
- 保険証
これらをランニング用のポーチに入れて走っています。
中でも必ず忘れずに持ち歩くのは「免許証」「保険証」です。
今回は必ず「免許証」「保険証」を持ち歩く理由について触れていきます。
外にランニングに出かけるときに免許証・保険証を持ち歩く理由
この写真の通り、外にランニングに出かけるときには鍵と現金、そして免許証と保険証をポーチに入れています。
持ち歩くのは明確な理由があります。
- ケガをした際に病院へ行けるようにするため
- 万が一倒れたときに自分の身元を第3者に伝えるため
考えてみれば、ごく当たり前の理由です。
ですが、私のように一人暮らしをしており、近所に身寄りもいない場合は、家族を呼んで対応してもらうことはできません。
ケガをしても、できる限り自分で動かないといけません。
そのときに保険証があれば、病院に駆け込んでも何とかなります。
また、万が一にでも、熱中症やその他の理由で意識を失って倒れたりした際に、第3者(警察や救急・消防の人も含め)に自分の身元がわかるようにしておくべきです。
そうすれば、警察などで身元照会がスムーズに進み、親族に危機を伝えることができます。
特に一人暮らしをしている場合は、そういうことも念頭に入れて行動しなくてはいけません。
ランニングなど体を酷使する外出の場合は尚更です。
行き倒れになって身元不明になることのリスク
“ランニング中”に倒れ男性死亡…所持品は腕時計のみ身元不明「北海道マラソン」帽子着用 情報提供求める#身元不明 #ランニング #江別市 #北海道 #北海道ニュースUHBhttps://t.co/GL08AL1Zoi
— 北海道ニュースUHB (@uhbnews_uhb) September 7, 2020
先日、北海道でこのようなニュースが流れました。
ランニング中に倒れ、そのまま亡くなってしまったのですが、身元がわかるものを身に付けていないため、警察も身元の照会に苦労しています。
何もわからないと、このように情報提供を求める自体になってしまいます。
この件を知って、私も人ごとではないなと感じました。
仮に私が30代であれば、走ってる途中に倒れるなんてありえないとタカをくくっていたでしょう。
きっとこの話題のことは全く気にも留めなかったでしょう。
でも40を過ぎると、さすがに体力の衰えを実感することもありますし、長く生きてきた分、いつ何が起こってもおかしくないという意識も芽生えてきます。
正直、まだ体力には自信はありますが、以前のように過信することはなくなりました。
ですので、ランニング中に限らず外出するときには、必ず免許証や保険証など身分がわかるものを持ち歩いています。
特に1人で暮らしていると、そのあたりは結構気を使うようにしています。
万が一、自分の身に何か起きた場合に、救助していただいた方になるべく迷惑をかけないよう、身分がわかるものを持つようにしました。
人付き合いの好き嫌いに関わらず、そういう部分はしっかりしておきたいものです。
1人で暮らしているからこそ身分を証明できるよう気を使うべき
ランニングやその他の外出時に免許証や保険証を持ち歩くことは、ずっと以前からしていたことですが、先ほど取り上げたニュースで改めて重要性を認識しました。
最近は個人情報の保護について色々騒がれるようになっておりますが、それを勘違いしているケースも稀に見られます。
自分が何者か知られて、詐欺などに引っかかるのが怖いという気持ちもわかりますが、それはまた別の問題です。
今回はあくまで、万が一、自分1人の時に意識を失ってしまった場合のケースです。
その時に自分の身元が伝わらず、そのまま身内にも知られることなく放置されてしまうのは、あまりにも悲しいです。
専門的な言葉で言うと「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」という扱いになります。
死亡した市町村で火葬され、遺骨のまま一定期間保管され、最終的に身元不明のままだと自治体で各自処理されてしまいます。
色々な考えがあるでしょうけど、やはり自分に何かあった場合に周りに方々にあまり煩わせることは避けたいものです。
私的には、それが人に対してのマナーやエチケットだと思っております。
そういうことが起きないことが1番良いのですが、そうなってしまった場合は、出来るだけ迷惑をかけずスマートにしたいものです。