「ヒグマ徒歩記」北海道を北から南に縦断したおじさんの旅行記

北海道生活

今回取り上げるのは、北海道本集めを趣味にしていた時に1冊です。

たまたま池袋の有隣堂でいろいろ眺めていたら見つけた本です。

地方本が集まっている棚に陳列されており、著者も聞いたことがない方でしたので、かなりレアな本だなと感じました。

 

タイトルは「ヒグマ徒歩記」

多分、他では見かけることは難しいと思い、思わず買ってしまいました。

今回はこの本の内容とレビューをお届けします。

 

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「ヒグマ徒歩記」とはどんな内容の本なのか?

「ヒグマ徒歩記」というタイトルをつけるくらいだから、道内を歩きながらヒグマを探す旅をするのか?

あるいは、たまたまヒグマに遭遇して冷や冷やした話なのか?

ヒグマとつくくらいのなので、さぞかしスリリングな話なのかと想像が膨らみます。

 

本の概要をチェックすると、おおそよ次のような感じでした。

当時68歳の著者が、宗谷岬から松前までの769kmを徒歩のみで歩き通す!
歩いた先には何があるのか?
何回、いや何十回と北海道を旅した人でもヒグマが出る福島トンネルやスズメバチが飛ぶ礼文華を歩いた人はあまりいないであろう。
これはガイドブックには載っていない北海道を旅した人の記録である。

 

要は、北海道を徒歩で縦断した旅行記ですね。

特にヒグマはメインというわけではなく、もしかすると遭遇するかもしれないという感じのようです。

多少lタイトル詐欺っぽい気もしなくはありませんが、旅行記としては楽しめそうです。

 

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「ヒグマ徒歩記」のレビュー(感想)

この本を読んだのは、もう5年以上前なので、記憶も曖昧ですが、当時のメモが残っていました。

これを元にレビューを書きました。

 

著者の上野啓一さんは、専業の作家やライターではなくありません。

定年まで普通に会社に勤め、第2の人生の趣味として、徒歩で東海道など日本各地を歩いています。

 

文章は一般の方が書いたとは思えないほど読みやすく書かれており、行程で起きた出来事、歩きながら感じたことなどが丁寧に書かれております。

面白いのは、あえて無理に脚色することなく、旅で起こったことをありのまま書き下ろされています。

有名人などの旅番組で起こるような、人情、特別扱い、特別に〇〇するといったものは出てきません。

専業作家やライターではない一般人の旅行記らしく、淡々と行程をこなすだけですが、逆にそれがリアルであり、ある意味新鮮でした。

 

本文中になぜ北海道を徒歩で縦断しようとしたのか、ルートはどのように選定したのかという説明がありませんでした。

冒頭で多少なりとも、きっかけを触れてもらえると、より興味深く読むことができたはずなので、そこは少し残念でした。

 

そして、タイトルが「ヒグマ徒歩記」というぐらいでしたので、実際にヒグマに遭遇しどう立ち向かった話があるのかとちょっと期待したのですが、果たしてどうだったのでしょう。

なぜタイトルが「ヒグマ徒歩記」なのかは読んでからのお楽しみということで。

 

徒歩に限らず、バイクや自転車で北海道を旅してみたいと考えてる方は、この本から、実際の雰囲気を感じ取ることはできるかと思いますので、参考にしてみると良いでしょう。

 

 

しかし、著者は旅をした当時は68歳!

その年で700km以上も歩き通す体力と気力はさすがです。