ミンクの毛皮を大量生産するため今でも大量に養殖されている事実

日常・雑記

日本に住んでいるとあまり知ることがないのかもしれませんが、高級素材と知られているミンクの毛皮をとるのに、今でも大量に養殖されています。

正直なところ、私は今までそういう風にミンクが育てられているというのを知りませんでした。

 

現在では動物愛護の観点から、世界中で徐々に減っているようですが、今でも毛皮を取るためだけにミンクが養殖されている国や地域も多く存在しています。

先日、デンマークでミンクから新型コロナウイルスが見つかり、感染防止のために1000万匹以上を殺処分したというニュースで、改めてそのような事実が明らかになりました。

 

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デンマークで殺処分されたミンクがゾンビになる?

環境先進国と思われたヨーロッパ、特に北欧でもいまだにこういう産業が行われていたことにびっくりしました。

いわゆる動物愛護団体は欧米が主流で影響力も大きいので、もう毛皮を取るだけのミンクやキツネ、ウサギなどの養殖はほとんどしていないのか思われていました。

 

しかし現実には、大量にミンクを養殖しているということを改めて知りびっくりしました。

動物愛護団体なども、養殖などやめろと活動はしているでしょうが、まだまだ十分に浸透していないようです。

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今でも毛皮だけのためにミンクが養殖されているという事実

ミンクの養殖はデンマークだけではなく、多くのヨーロッパの国々で行われています。

最近になってオランダなど毛皮生産が禁止されている国も出ておりますが、それこそ牛や豚、鶏を生産するのと同じ感覚でミンクが生産されています。

 

ヨーロッパ以外だと中国も生産国の1つ、最近は生産量は減ったと言われておりますが、それでもミンク農場が所々に存在します。

ちなみに日本にもかつてはミンク農場が存在しており、北海道を中心に育てられていました。

現在は全ての農場が閉鎖され、日本国内ではミンクの生産は行われていないようです。

 

ミンクの毛皮以外の肉などは利用されないのか?

ミンクの養殖が他の畜産に比べ残虐に思われる理由として、毛皮にしか使われていないからだという声が多くあります。

実際に農場で生産されたミンクの用途は毛皮が中心で、それ以外の部分は捨てられてしまうことがほとんどです。

ミンクの肉は脂が多く、人が食べるのに適していません。

一部は狐などの餌として再利用しているケースもあるようですが、需要はそれほど多くありません。

また、ミンクの毛皮の皮脂部分に当たる油はミンクオイルとして、革製品などの手入れ用に使われていますが、100%利用されているわけではありません。

 

実際、婦人用のコート1着を作るのにミンク30頭分の毛皮が必要ですから、いやでも肉など他の部分が余ってしまいます。

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ミンク産業の毛皮産業は今後衰退する可能性が高い

今回の新型コロナウイルスの影響でミンクの生産農家などに大打撃が出ており、このまま衰退するかもしれないと言われております。

動物愛護団体などはこれをチャンスにミンク農場の閉鎖を進めるでしょうが、生産農家の保護なども考えなくてはいけません。

 

最近ではフェイクファー(合成毛皮)も質の良いものが増え、大手のブランドの中にはミンクなどはもう使わないと宣言しているところもあります。

色々と難しい問題も抱えていますが、今でもミンクがこのような形で養殖(生産)されていたことを知ることができたのは、個人的に良い勉強になりました。