Twitterの休眠アカウント削除よりも捨てアカ対策にも力を入れるべき

IT・WEB系

イーロン・マスクが実質的経営者になってから、様々な改革が行われているTwitter。

以前に比べると使いやすくなった改善もあるものの、使いにくくなったものもあり、この先もどんなことが行われるか気になります。

そして、今度はTwitterで長く使われておらず放置されている、いわゆる休眠アカウントを削除するとのリリースがありました。

使われていないものがそのまま置いてあってもTwitter側からしたら余計なものが無駄にあるので削除したいというのは企業として当然でしょう。

休眠アカウント対策は対応として問題ありませんが、それよりも捨て垢(いわゆる捨てアカウント)対策にも力を入れてほしいところです。

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Twitterが休眠アカウント対策に本格的に対応を開始

使っていないTwitterアカウントが存在しているだけで、Twitter側からしたらシステムに余計な情報が入っており、管理するのに無駄なコスト(費用)が発生している状態です。

会社とすれば、使われていないアカウントは円滑な運営には不要なため削除するのは当然といえます。

むしろ今までずっと手をつけていなかったのが不思議なくらいです。

 

Twitterは今や大事なSNSのインフラになっており、民間企業とはいえ大胆な対応はできなかったのかもしれませんが、イーロン・マスクが経営に参加したことで、ようやく動き出したという感じです。

おそらくTwitterの利用者数は一時的には減りますが、残ったものは有効なものばかりですので、これによって円滑な運用ができることを期待したいものです。

Twitterには捨て垢対策にも取り組んで欲しい

休眠アカウント対策に乗り出したのであれば、もう1つやって欲しいことがあります。

それは、捨て垢対策、いわゆる捨てアカウント対策です。

 

Twitterは匿名性が高いため、ちょっとしたことがあるとすぐに炎上してしまいます。

炎上する時に攻撃するのは、いわゆるそれ専用にだけ作ったと思われる捨て垢と呼ばれる使い捨てのアカウントです。

アカウント情報を見ると、開設されたばかりでフォローもフォロワーもほぼいない、アカウント名も適当につけたと思われるものばかり。

それを使って言いたいことだけ言って、あとは逃げるだけという、なんとも厄介な存在です。

最近は追跡すれば犯人を特定することもできるようにはなってきているようなものの、結構な時間がかかります。

これも、Twitterのアカウントがあまりにも作りやすいという便利さと引き換えに起こる悲劇です。

 

そろそろTwitter側も新規アカウントを作成するのに、もっとハードルを高くしても良いのではないかと思われます。

そうすれば炎上狙いの無駄な使い捨てアカウント(捨て垢)も減りますし、インフラとしての信頼度もアップします。

社会的にもネットの炎上や攻撃は問題となっておりますので、イーロン・マスクには社会貢献の一環として是非とも対応して欲しいものです。

イーロン・マスクはTwitterのアカウントを有料化しようと考えていたくらいの人物なので、近い将来アカウント開設の制限は今以上に厳しくなるかもしれません。