ジョングクの’Seven (feat. Latto)’が当たり前のように全米No1になったことに驚き

音楽

2023年7月に’Seven (feat. Latto)’という曲がリリースされ、全米No.1になりました。

ラジオなどでもよく流れており、最初は誰が歌っているか知らずに、全米チャートでまたいいヒット曲が出てきたなあというくらいにしか感じてませんでした。

その後、歌っているのがジョングク(JUNG KOOK)で、BTSのメンバーの1人でソロデビュー曲だというのを知りびっくりしました。

確かにMVもよくできているのですよ。

全て英語の歌詞なので、普通に聴いていたら韓国のミュージシャンが歌っているとは気づかないくらい、発音も良いですね。

BTSのメンバーのうち何名かが兵役に行き活動が止まっているところに、メンバーの1人がこうしてソロデビューをして、全米1位を取るのですから、BTSの人気はいよいよワールドワイドになりましたね。

防弾少年団として日本デビューした頃には、こんなこと想像していたファンは少なかったのではないでしょうか。

 

そもそも韓国のアーティストは、韓国国内のみのマーケットでは箱が小さいため、さらに収益を上げるには外に出て活動することが必須です。

そのため、昔から日本にも多くの韓流アーティストが進出し、活動の幅を広げていました。

韓国は国をあげてエンタメ産業を海外進出を後押ししてマーケットを広げ、その結果、BTSやBLACKPINKなど全米で成功するアーティストも登場しました。

ジョングクのソロデビューが全米No.1を取ったのも、BTSでの下地があったのはもちろんですが、常に世界に目を向けて活動した成果が出たものでしょう。

 

韓流アーティストが欧米でヒットを飛ばしているのとは対照的に、日本のアーティストが活躍しているという声はほとんど聞こえてきません。

日本の場合は、国内のマーケットが比較的大きく、それで十分稼ぐことができるため、海外進出しようという野望を持つアーティストが少ないのかもしれません。そこを比較すると、韓国のアーティストは貪欲ですよね。

 

再び日本に目を向けると、ジャニーズの問題で世間が大騒ぎし、何をしてい流のだろうとガッカリしてしまいます。

そもそもジャニーズも、アメリカのブロードウェイに憧れていたジャニー喜多川がいずれは全米で通用するタレントを見出すことを夢見て設立したはずなのに、いつの間にかネジが外れて歪んてしまいました。

日本国内での活動で十分潤ったため、ぬるま湯に浸かったまま更に上を目指すことをやめてしまったのでしょう。

そして、いつの間に韓国に差をつけられてしまいました。

 

日本のエンタメではアニメなど世界に通用するコンテンツはいくつかありますが、音楽業界についてはなかなか世界的なアーティストが生まれませんね。

果たして今後、日本からワクワクさせるようなアーティストは登場するのでしょうか?