北海道のお赤飯はなぜ甘納豆が入っているのか?由来や理由は

北海道グルメ

 

今回はお赤飯の話です。

 

スーパーやコンビニで食べ物を買うときに、たまにお赤飯を食べたくなることがあるのです。

(あくまで私個人的なものですが)

 

そんなときに、手軽に食べられるのがお赤飯のおにぎりですね。

 

本州にいたときも時折お赤飯のおにぎりを購入していました。

小豆の煮汁が染み込んだもち米が美味しく、少し塩味がするのがなんとも美味しいのです。

 

何か特別にお祝いしたいとかそういうことではなく、ただ単に味が好きなのです。

 

でも、北海道でお赤飯を買うときには注意しなければいけないことがあるのです!

北海道でお赤飯を買おうとすると、ほぼ間違いなく甘い!

北海道に移住してからというもの、コンビニなどに並んでいるお赤飯のおにぎりを見ると、本州のそれとは違うことに気づきました。

 

そう、北海道ではお赤飯は小豆の代わりに甘納豆を用いており、甘いのです!

そのためパッケージにも甘納豆の赤飯と印字されております。

 

これは、道内ローカルコンビニのセイコーマートだけの話だけでなく、セブンイレブンでもそうなのです。

(他のコンビニではチェックしたことがないので不明)

 

そのため、小豆を使った赤飯が好きな私は、どうしても赤飯が甘いというのが許せず、これまで買ったことがありませんでした。

 

でも、先日スーパー(イトーヨーカドー)で買い物をしたときに、総菜コーナーに置いてあった赤飯のおにぎりを見つけたときのこと。

そのおにぎり、見た目は小豆を使った普通のタイプに見えたのです。

「な〜んだ、北海道にもちゃんと小豆のお赤飯があるじゃないか」と嬉しくなり、そのまま購入しました。

 

そのときに買ったのがこれです。

 

よく見てください。

改めてパッケージを確認すると。左側に「小豆甘納豆」と書いてあります!

 

そう、実はれっきとした甘納豆のお赤飯だったのです。

 

見た目が小豆だったので、普通の納豆と思い込み、そのまま買ってしまったのです。

買ってしまったのは仕方がないので、食べることにしました。

でも、予想通りやはり甘かったです(笑)。

とはいえ、そこまで甘ったるいということもなく、控えめだったので大丈夫でした。

 

やはり、北海道で甘くない赤飯を食べるならば、自分で作るか、サトウのご飯のお赤飯を買うしかないようです。

 

※後日、改めて買い物に出かけたところ、普通のお赤飯おにぎりを売っているのも見つけました!

 

そもそも、なぜ北海道のお赤飯は甘いのか?

このように、北海道でおにぎりやお惣菜の赤飯を買おうとすると、高い確率で甘納豆を使ったものが置いてあります。

 

でも、なぜ北海道ではお赤飯は甘いのか?

材料に甘納豆を使うようになったのでしょうか。

 

調べてみたところ、次のようなことがわかりました。

甘納豆を入れて赤飯を炊くのは、北海道独特の食文化です。

この甘納豆赤飯を考案したのは、札幌にある学校法人光塩学園の創設者で初代学長の南部明子先生です。

先生の娘で、同学園理事長の南部ユンクィアンしず子先生のお話によると、以下のような経緯がありました。

「母は仕事をしていたので、家庭も仕事もと、忙しい人でした。小豆で本格的な赤飯を炊くのは、あれこれ準備が大変です。でも、子供たちが喜ぶものを食べさせてあげたいという思いから、簡単にできる赤飯として食紅で色を付け、甘納豆を使うことを考えました」。

「ある時、新聞で甘納豆赤飯が取り上げられました。郷土料理の第一人者でもあった母は、全道各地で料理講習会などをやっていましたので、そこで甘納豆赤飯のつくり方を地方のお母さんたちに教えたところ、簡単に赤飯が炊け、しかも甘いので子供たちが大喜びするというので、あっという間に広まったそうです。甘納豆赤飯があまりにも人気で、町の商店から甘納豆が消えたという逸話もあるそうですよ」

<HOKKAIDO LIKERS「北海道の赤飯は、小豆より甘納豆です。」より一部引用>

 

なるほど、意外な理由だったのですね。

まさか、これであっという間に全道に広まるとは何とも面白いですね。

 

祖母が作ってくれた赤飯は確かに甘かったことを思い出した

このように北海道では、大抵の家庭では甘納豆を使った赤飯が作られているようです。

 

でも私の家では、そんなことはなく、母親はごく普通のお赤飯を作っておりました。

そのため、北海道の赤飯は甘いというイメージは全くなかったのです。

なぜ普通の赤飯を作るのか直接聞いたことはないのですが、おそらく父親が甘いものが苦手なので、作らなかったのでしょう。

 

この記事を書いているうちに、そういえば母方の祖母が作る赤飯が確かに甘かったのを思い出しました!

使っている豆も小豆ではなく、ひとまわり大きい金時豆です。

(こういう甘いお豆)

 

しかもご飯に食紅は使わず、そのまま金時豆を投入していましたので、あまり赤飯というイメージはありませんでした。

そして、とても甘いのです!

母方の祖父・祖母とも甘いものが大好きなので、そういう味付けになったのだと思います。

 

小さいとき遊びに行くと、たまにこのお赤飯が出されるのですが、甘くて食べずらかったのを覚えています。

でも、不味いわけではないので、ちゃんと完食しましたよ。

 

私自身は、やはり小豆を使った赤飯を食べて育ったため、今でも甘納豆の赤飯は苦手です(笑)

でも、甘いお赤飯が普通に売られているのを目にすると、北海道人の甘いもの好きは噂通りのようです。

 

コメント

  1. ちるぺ より:

    はじめまして。3回目の冬を迎える移住者です。いつも楽しく拝見させて頂いてます。私もコンビニの普通の赤飯おにぎりが好きでしたが、セブンイレブンでも売ってないとはびっくりです。でもコープさっぽろの宅配の惣菜コーナーでは、お赤飯は甘納豆のものと甘くない小豆のお赤飯と2種類売ってますので他でも買えるところがあるかもしれません。これから気を付けて見てみます。やはり一人暮らしでもち米と小豆からお赤飯を炊くのはハードル高いですものね。記事を読んで無性にお赤飯が食べたくなってコメントしてしまいました。どうぞよろしく。

    • きたかぐら きたかぐら より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。
      コープは近くにないのですよ・・・、ただ他のスーパーにあるかどうかは見たことがないので、今後チェックしてみます。
      それにしても、北海道でお赤飯のハードルがここまで高いとは思っていませんでした(笑)
      今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

  2. 元札幌市民 より:

    以前札幌にいた頃、北海道独特の甘納豆赤飯には違和感を覚えたものです。よく利用していたダイエー(現在はイオンになった)に、市内のデパートにも出店しているサザエというおにぎりや寿司の持帰り店があり、赤飯や赤飯おにぎりなどを売っていました。
    一度買って驚き、それきり赤飯は買うこともなかったです。現在暮らす街では、普通に小豆を使って赤飯です。ごま塩の小袋がついていて、それをかけて味わう赤飯がおいしいです。
    今回の記事で北海道独特の赤飯の謎がわかりました。

    • きたかぐら きたかぐら より:

      もしかしたら、昔は甘納豆を使うものばかりだったのかもしれませんが、最近はやはり苦手が人も増えたのか、普通のお赤飯を扱うところもあるみたいですね。
      私が行ったのはイトーヨーカドーでしたが、少し離れたところにイオンもあるので、そちらどうなのかもチェックしてみます。

  3. copiil より:

    甘納豆の赤飯には違和感がありますね、自分は北海道生まれの北海道育ちですが
    小豆の赤飯でした、多分父親が石川県出身で米どころだったからと思い母に確認
    したところ十勝も小豆の赤飯が普通だと言っていたので場所によるのかもしれません。
    本州からの入植者の家系なら小豆で札幌付近では甘納豆なのかもしれませんね、小豆の
    赤飯はフクハラの総菜コーナーで帯広でなら買う事が出来ます。

    • こんにちは、コメントありがとうございます。
      なるほど、道内でも地域によって異なるのですね。私は札幌と旭川でしか見たことがないので他の地域もそう思い込んでいました。
      函館など他の場所ではどうかなども調べてみる必要がありそうですね。

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