数年ほど前から、自宅で音楽やラジオを聴く機会が増えました。
しかし、私の手元にCDプレーヤーなどのステレオ機器はありません。
音楽を聴くときはスマホかノートパソコンで再生しています。
最近はノートパソコンに内蔵されているスピーカーの性能も良くなり、それなりにいい音で聴くことができます。
しかし、長く聴いていると、やはり物足りません。
そういえば実家に今は使っていないミニコンポがあることを思い出し、PCと繋げたらよくなるかもしれない。
実家に連絡したところ、コンポを譲り受けることができました。
今回は実際にPCとコンポを接続して再生した方法について取り上げます。
Macと接続するのは20年前のONKYO製ミニコンポ
実家には20年前に買ったONKYO(オンキョー)のミニコンポが使われずに置いてあります。
それ以外にも、30年前に買ったダイヤトーンスピーカーを使った大型コンポもありました。
今はどうなっているのか両親に聞いたところ、最新の多機能プレーヤーばかり使っているとのこと。
そこでオンキョーのミニコンポをくれないか交渉したところ、あっさりOK!
今度、札幌に行く用事のついでに持ってきてもらうことになりました。
そして先日、自宅まで持ってきてもらえました。
見た目は、20年前のものと思えないほどしっかりしており、今でも売っていそうな感じです。
古いミニコンポとMacBookをつなげる方法はシンプルにケーブルでつなぐだけ
今回引き取ったミニコンポはオンキョーの「INTEC 205」というシリーズのミニコンポです。
調べてみると、アンプはA-905Xという型番で1999年に発売されたものです。
スピーカー、アンプ、CDプレーヤー、カセットデッキと一通り揃っています。
(なぜかラジオのチューナーは買わなかったそうです。もったいない)
今回はスピーカーとアンプがあればよかったのですが、CDプレーヤーもついでにもらいました。
カセットテープは、今後実家で父親が使うかもしれないとのことで、実家においたままです。
今回はこのミニコンポをパソコンにつなげて音楽を聴けるようにします。
パソコンは予備でおいてあるMacBookAirを使います。
つなげる方法はいろいろありますが、とりあえず今回は音質にそこまで拘らず普通に聴ければ問題ないため、シンプルに、アナログのオーディオケーブルでつなくことにしました。
(ハイレゾ音源があればDACを使ってデジタル信号をアナログに変換するなど拘っても良いのですが、今回はそこまでやりません。)
使うケーブルはこちら、コンポ側は赤と白の端子、パソコン側は黒の端子です。
コンポ側に出力端子の差込口があるので、LINE2という場所に、
ノートパソコンはイヤホンやヘッドホンをつなげる3.5mmの差込口に入れます。
あとは、アンプのINPUTのつまみでLINE2にし、パソコン側ではいつも通り音楽を再生するだけです。
外部スピーカーに設定し直すなどの特別な設定は不要です。
一通りつなぎ終わったあと、再生してみました。
最初は音が出ずダメなのかなと思ったのですが、調べてみたらパソコン側の音量ボリュームが小さくなっていたことがわかりました。
音量を上げたら、無事スピーカーから音が出ました!
このあと、ラジオも聴けるかなと試すため、radikoのサイトにアクセスしたところ、こちらも無事に聴くことができました。
20年もののミニコンポがMacと接続して、ネットオーディオとして生まれ変わりました!
古いミニコンポはアイテムを追加すればBluetoothスピーカーにもなる
今回は古いミニコンポをオーディオケーブルをつなげただけではありますが、十分に楽しめる音が出たので、しばらくはこのまま使う予定です。
最近はワイヤレスで接続するスピーカーが主流、要はパソコンやスマホをBluetoothで飛ばしてつなぐ方法です。
20年前のコンポは、当然のことながらワイヤレスの機能などおろか、USB端子すらありません。
ですが、古いコンポでも、ステレオにBluetooth受信用の端子(レシーバー)をつけることで、無線化することもできるのです。
今のところ、不便はないので無線化する予定はありませんが、今後はレシーバーを使うことも検討しています。
これで自宅でも、快適に音楽を聴くことができるようになりました。
今までノートパソコンのスピーカーやイヤホンでも楽しめたのですが、やはり大きなスピーカーから出る音は重低音の響きが違いますね。
唯一弱点があるとすれば、コンポは電力を使うので、電気代がかかるところですね。