北海道胆振東部地震そして停電!1人で堪えた復旧までのドキュメント

北海道小ネタ

 

まさか北海道にこんな大きい地震が来るとは思ってもいませんでした。

決して北海道が地震がないというわけではないですが、他地域に比べれば穏やかな方ではあったと思います。

ただ、1993年(平成5年)7月12日の北海道南西沖地震の例もあるので、道内でいつ何が起きてもおかしくはありません。

それがたまたま今回のタイミングだったというわけです。

 

そして、今回は地震による道内全域で停電という二次被害も発生しました。

おそらく地震よりも、こちらの方が影響大です。

 

今回は自分自身が地震発生からの2日間を振り返ります。

 

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2018年9月6日(木)午前3時8分地震発生!

この日は確か深夜1時ごろに布団に入り、眠りにつきました。

そしてその時はやってきました!

 

そのときはさすがに熟睡中でしたが、大きな揺れでさすがに目を覚ましました。

揺れは収まらずさらに大きくなります。

それと同時にスマホからも緊急アラームがなりました。

 

このとき、2011年3月11日の東日本大震災のことを思い出しました。

そのときは東京都内のオフィスにおり地震に遭いました。

 

今回もあの時と同じぐらいの揺れ具合でした。

こりゃダメかもしれないと一瞬思いましたが、その後すぐに収まりました。

なんとか命拾いしたかなと思いました。

 

ライフラインは大丈夫かと思ったが、まさかの停電発生!

その後すぐにテレビをつけ、NHKにあわせました。

すでにニュースに切り替わっており、そこに震度6の文字が出ていました。

あわせて津波の心配はありませんという表示も見えました。

 

その後、すぐに水道のチェックとガスが付くか確認しました。

このときはいつも通りに出たので、まあ大丈夫だろうと安心していました。

 

ところが、2~3分ほど経ってからでしょうか、突然電気が消えてしまいました!

停電してしまったか!

これが、今後10時間以上も続く停電の始まりだとは思いもよりませんでした。

 

外を見ると真っ暗。

でもさっきまでは付いていたのですぐに戻るだろうと思っていました。

でもその気配は全くありません。

 

そして、再度水道とガスのチェック!

ガスはついた、

でも水が出ない!

水道もやられたか!

 

ここからはスマホで情報を得るしか方法がありません。

まずはradikoを起動してラジオをつけ、同時にtwitterで情報収集をはじめました。

 

そして、だんだん全容が明らかになっていくのでした。

 

両親の安否確認をする

今回の地震が今までにないぐらい大きいものということはわかりました。

全道に影響は及んでいる可能性があることは間違いありません。

 

まずは旭川にいる両親の安否確認をするためメールを打ちました。

多分電話は混んでいるので繋がらないと思ったからです。

 

そうしたら5分ほどして母から電話がありました。

地震はさほど大きくなかったけど停電しているとのこと。

まずは無事であることに一安心です。

あわせて自分の無事も伝え、できるだけ早く旭川へ向かうことを伝えました。

 

その後、関東にいる弟からも連絡があり、自分の無事を伝えました。

 

停電は回復せず仕方がなく寝る

両親の無事を確認できたので、あとは停電が復旧するのを確認して寝ることにしました。

しかし、全然復旧の兆しがありません。

地震発生から1時間ほど経過していましたが、詳しい状況がわかりません。

 

何が原因で止まっているのか、それすらわからない状況です。

twitterから流れる情報では「北電の関係者から聞いた話では・・・」という情報が流れてきますが、到底信用できるものではありません。

そもそも、この状況で北電関係者が第3者にそんなことをのうのうと伝えている余裕などあるハスがありません。

まあ、よくそんなデマカセを言えるものだと鼻で笑ってしまいそうでした。

 

とりあえ家は壊れていないし、その後大きな余震も来ていません。

それにこのまま情報収集してスマホの充電が切れるのが怖いので、仕方がなく横になることにしました。

 

さすがに落ち着かず6時ぐらいまで眠れませんでした。

仕方がないので、服を着替え、何があっても脱出できるような体制にし、そのままソファーに横になりました。

 

朝になっても停電が復旧しない!さすがに困りはじめたことが発生

ソファーで横になってたらいつの間にか眠っており、目を覚ましたら9時半になっていました。

さて停電は復旧しているかなとチェックしますが、全くダメです!

そして水も出ない!

 

この時になると、だんだん状況も明らかになり、停電の状況は深刻だということがわかりました。

下手したら数日は停電したままかもしれないと。

 

この時まず困ったのがトイレです!

何しろ水が流れない!

 

小さい方は我慢できないのでどうしてもしてしまいます。

仕方がなく用を足し、水は流さずそのまま放置しました。

まあ一人暮らしなのでニオイは我慢すれば良いです。

 

しかし大きい方はどうしよう・・・

このときはまだ大丈夫だったのでよかったのですが、いよいよよいうときは考えないといけないなと対策を立てなくてはいけなくなりました。

 

そしてスマホの充電!

このときは自宅の光ファイバー回線も停電で使えないため、スマホの回線のみが頼りでした。

そうなると、いつも以上にバッテリーの減りも早くなってしまいます。

 

これも停電が長引けばなんとかしなくてはいけないと思うようになりました。

 

もしやと思ってノートパソコンからスマホの充電ができるか試した結果・・・

スマホの充電はなんとかせねばいけない。

 

このときまず考えたのが公共の施設で対応しているかどうかです。

幸い自宅から歩いて行けるところに区役所がありました。

そして避難所となっている中学校もあります。

ここならついでにトイレの問題も解決できるかもしれない!

 

これは確認が必要と思い、あとで買い物のついでに立ち寄ることにしました。

 

そのとき、同時にスマホの充電についても、もしやと思いあることを試してみました。

 

そう、ノートパソコンのバッテリーから引っ張ってこれないかと思ったのです。

いつもは直接コンセントから充電することがあるのですが、たまにパソコンから充電することもありました。

 

どうせ停電でノートパソコンもネットが繋がらず使えないので、もしやと思い試してみました。

そしたら見事にスマホに充電中の記号が表示!

そして数値も上がっていきます!

 

だいたい2時間ぐらいで30%から100%にフル充電できました。

 

パソコン側はバッテリー残量は100%フルにありましたが、充電完了後、どれぐらい残っているか心配でした。

パソコン側をチェックしてみたら80%あったので、これは行けると確信しました!

これで3日ぐらいは大丈夫だと安心しました!

 

ただし、これはMacBookProとiPhoneでの組み合わせなので、他の組み合わせでできるかは不明です。

一つの例として参考にしてもらえればと思います。

 

区役所へ出向いて状況確認

スマホの充電の件はなんとか解決できました。

しかし、それでも心配ではあるので、午後になってから外出し区役所へ向かいました。

 

区役所へ行くと、結構住民が集まっていました。

家にいると心配なので、自然とここにたどり着いたのでしょう。

 

停電のため、窓口業務もごく一部を除き閉まっていました。

しかし部屋の明かりはついているので、自家発電が備わっているのだなというのはわかりました。

そして、少し歩いていると、携帯を充電している場所を発見!

やはりバッテリーがなくなりかけている住民がここで充電をしていたのです。

これで長引いた時もここにくればスマホ充電も何とかなることが確認できました。

 

そしてトイレ。

ここでは普通に使えていることがわかりました。

これで大きい方も大丈夫!

 

あとで知ったのですが、水道については断水しておりませんでした。

自宅の水が出なかったのは、電気ポンプで上まで組み上げていたからでした。

 

その後、食料が調達できるか確認にスーパーへ。

しかし停電のため閉店していました。

 

次に隣のセブンイレブンへ向かいました。

こちらは停電しながらも空いていました。

 

中を覗くと飲料系はほとんどなくアルコール類とコーヒー飲料のみでした。

食べ物はお菓子系ばかり。

やはりここぞとばかり買いだめした人が多かったのですね。

 

ここでコーヒーとチョコレートだけ買って帰りました。

 

長らく待ち望んだ停電の復旧!

その後自宅に戻り、引き続き情報収集をしていました。

そうすると、まずは旭川の一部で復旧したとのツイートが!

そして、その後札幌でも中心部で電気がついたとの声も!

 

どうやら北電の復旧作業が順調に進んでいるようでした。

これなら自分が住んでいる南区も復旧するかもしれない!

だんだん希望が湧いてきました。

 

ツイートでも次々に復旧報告が入り、そろそろかなと首を長くして待ちました。

そしてとうとう、我が家にも電気が!

 

16時ごろに無事復旧しました!

停電から約13時間、長らく待った瞬間でした。

 

まずは水が出るかを確認し、無事出ることを確認できました。

その後すぐにトイレの水を流しました。

 

そして、光ファイバーのモデムを再起動し、ネットがつながるかをチェック。

こちらも無事につながりました。

 

これでようやく普通に家で過ごすことができます。

 

それにしても電気がないとこんなに大変だとは思ってもいませんでした。

特に自分の自宅の場合、水が出ないのが一番痛かったですね。

 

停電が復旧して改めて実感したこと

自分が住んでいる地域は、停電から10時間ちょっとで復旧しました。

後から色々な情報をチェックすると、これでも早い方だったのがわかりました。

特に同じ札幌市内でも翌日になってやっと電気がついたという地域もありました。

相当大変だったことでしょう。

 

この地震と停電を通じて、個人的に実感したことを整理してみました。

 

防災品として用意しておいたほうが良いもの

自分自身、大きな地震は東日本大震災を経験しております。

ただ、この時は東京におり、ライフラインの被害はありませんでした。

今回の北海道胆振東部地震で、初めてこれだけ長時間の停電を経験しました。

 

わずか10数時間でしたが、停電があった時に、これがあったほうが良かったと思うものがありました。

それは次の3つです。

 

  • 携帯ラジオ
  • モバイルバッテリー
  • LEDランタン

 

まず携帯ラジオ。

これは停電時の情報収集で一番活躍します。

スマホのradikoで代用できないわけではありませんが、何と言ってもバッテリーが心配です。

それを心配せず聞けるとなると、やはり専用のラジオは欲しいところです。

 

続いてモバイルバッテリーはいうまでもなくスマホ・携帯の充電のためです。

こういう時のために最低2度は充電できる容量のあるものはあったほうがいいかもしれません。

 

最後にランタン。

自分の場合は幸い夜になる前に復旧したのでよかったのですが、もし一夜を過ごすとなると明かり取りのために1つは欲しいところです。

何も見えない外を歩かざるを得ない時、それにトイレに行く時などにも重宝します。

今は手回しで充電できるタイプもあるようで、停電の時は活躍することでしょう。

 

食料は水とお米があればなんとかなる!

次に食料について。

自分の場合は運よく、前日にお米を買っており、しばらくは凌げる量はありました。

おかずは少しあったので、それで繋いでいけばなんとかなります。

なので、普段からお米などの主食だけでも、ストックを多めに持っていると良いかなと感じました。

 

水については、普段から飲み水用として冷蔵庫に2〜3リットルは入れたあったので、大丈夫でした。

(あくまでも飲み水として考えた時)

万が一、足りなくなった時には給水とかあるので、それに頼ることになると思いますが、一人暮らしなら何とかなると思います。

少し乱暴かもしれませんが、贅沢をいたず食べるだけなら、これでやっていけるような気がします。

 

あとは交通インフラが整ったら旭川へ早く向かいたい

以上、地震による停電から復旧するまでのことをまとめてみました。

今は幸い、通常通りの生活を送れております。

 

でも、実は地震の足跡は自宅近くにもありました。

地震の翌日、やることがないから外で遊ぶ青年たちがいるなあと。

ふと右側を見ると、なんか穴らしきものが?

 

あとで見に行くとこんなことに!

 

見事に陥没していました!

 

わかりにくいかもしれませんが、結構深いです。

まさか自宅の近くでこんな被害があったとは!

今回の地震の大きさが伝わってきますね。

 

自分の身の回りは何とかなりましたが、それでもコンビニやスーパーにはモノが足りません。

元に戻るにはもう少しかかりそうです。

 

あとは交通面もまだまだ整っていません。

JRも元どおりになるにはもう少し時間がかかりそうです。

都市間を結ぶ高速バスも、停電で信号がつかないなど安全が確保できないという理由で運休のママです。

そのため、札幌から他の地域へ行くに方法がありません。

特に車を持たないとお手上げです。

 

とにかく復旧を待って、旭川へ向かう準備だけは整えておくことにします。

 

余震が続いており、まだまだ油断できませんね。

 

コメント

  1. やまねこ より:

    ご無事でホッとしました。

    亡くなられた方や住む家を失った方々を思うと心が痛みます。

    • きたかぐら より:

      ご心配いただき恐縮です。
      被害の大きかった厚真町などは、これからまだまだ大変だと思います。

      札幌は徐々に日常を取り戻しつつありますので大丈夫でしょう。

  2. 元札幌市民 より:

    まずはご無事で何よりでした。状況がよくわかるレポートでした。大変なご様子だったようでお見舞い申し上げます。
    前日は、四国や近畿の台風、関西空港の孤立などの大きなニュースが流れた翌日深夜のこの事態、本当に台風は一応の警戒
    もできますが、地震はまさに突然なので、恐ろしいものです。
    暗闇のすすきの交差点が映しだされていましたが、信じられない光景でした。北海道全域の停電なんて、全くの想定外のことで、本当に電気がないと日常生活がマヒしてしまうのですね。
    北海道はこの時期観光客も多く、国内海外からの観光客もたくさん巻き込まれてしまい災難だったことでしょう。
    道民の皆さまが早く穏やかな日常の生活に戻られることを祈っています。

    • きたかぐら より:

      コメント、およびお見舞いをいただきありがとうございます。
      徐々に日常を取り戻しつつありますが、スーパーやコンビニの棚にはまだものが少なく、もう少しかかりそうです。
      また、余震もあり、まだまだ予断を許しません。
      早く落ち着くことを願っております。