一人暮らし男性がミニマリストを目指すきっかけは1冊の本との出会いから

ミニマム・シンプル全般
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このブログは、もともと北海道移住のことについて記録を残しておこうと開設しました。

その後、移住がひと段落してからは、雑多なことを書いていたりしていたのですが、新たにミニマリストをいうジャンルでも書いております。

もしかすると、自分のような一人暮らし男性ミニマリストってあまりいないかもしれないので、書いてみたら面白いだろうなと思ったのがきっかけです。

そもそも自分がなぜミニマリストに興味を持ち、そういう生活を始めたのか?

今回は、そのきっかけとその後の経緯についてまとめました。

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私がミニマリストになれたと言っても過言ではないバイブル本「持たない男」

私が少し部屋をきれいにしようとした時期(2000年代後半)にちょうど断捨離がブームになりました。

私も本などを参考に、ある程度モノを捨てるということはできるようにはなりましたが、当時はミニマリストと言えるようなレベルではありませんでした。

しかし、そんな時にある本に出会ったことで一気にモノを捨てるのに拍車がかかりました

その本というのがこれです!

「もたない男」

これを読んだ時は本当に衝撃的でした。

いわゆる断捨離とか片付け術の指南本ではなく、著者の中崎タツヤさんの極端なまでにモノを持たない生活ぶりなどが記されたエッセイです。

何が衝撃的かというと、冒頭の仕事部屋の写真!

とにかく物が極限までない!

もうこれで頭をガツンとやられました。

 

ちなみに、この本が出版されたのは2010年です。

本の中に掲載されている部屋を見たら、ほとんどの方はドン引きするのではないかと思いますが、私はなぜかとても清々しくスッキリする気分になりました。

ここまで吹っ切れて、本当に何もない部屋で生活したら気持ちいいだろうなという気分になりました。

まさに、ここから自分のミニマリスト体質は生まれたと言ってよいでしょう!

 

この本を読んでからというものの、インターネットでそういう部屋を見るのが好きになり、貪るようにチェックしてはモチベーションを保っていたような気がします。

特に2ch(現5ch)の「極限までモノを持たない暮らし」関連のスレッドには随分と刺激を受けました。

その他にも肘さん(@yuuichp)のブログなども好きです。

このように、私も次第にミニマリストとして歩み始めることになりました。

ミニマリストになり始めた当時の行動と部屋の様子を公開します

「もたない男」を読んだ後に俄然やる気が出た私は、次から次に躊躇することなくモノを捨てまくりました。

 

まずは大型家具から。

ベッド、本棚、食器棚、パソコンデスク、チェアと次々に処分しました。

売れるものは売り、ダメなものは粗大ゴミとして捨てました。

そして本やCD・DVD類も人にあげたり古本屋に売り、本当に必要な本のみ残しました。

服もドンドン捨てたのはいうまでもありません。

思い出の品についても躊躇なく処分、写真は電子化、学校の卒業アルバムも捨てました。

 

こんなことをしても大丈夫かと最初は心配にもなりましたが、実際何も問題はありませんでした。

むしろ思い切ってやってみて、本当によかったです。

実際、モノに対する執着もなくなり、無駄なものを買うことはなくなりました。

100円ショップなどで衝動買いすることもなくなり、むしろ置いてある商品のほとんどは無駄なものばかりじゃないかと感じるようになったぐらいです。

とにかく「持たない男」をきっかけに、堰を切ったように次から次へと物を捨てまくった結果、やっとスッキリした空間を手に入れることができました。

 

2013年当時の部屋をとった画像がありましたので掲載します。

(冒頭の写真もそうです)

今に比べると、まだまだ物が多いですが、これでもだいぶ減らした後の物です。

この時は、まだテレビがありました。

あとは本棚がわりのスチールラックがあるぐらいでした。

(後に本と共に処分しました)

寝る時は、フローリングの上に直接布団を敷いてました。

 

これ以前の私は汚部屋とまでいきませんが、部屋の中は物に溢れ、片付けるのも面倒でほったらかしにしていました。

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ミニマリストになる前は部屋は物に溢れていた

私が一人暮らしを始めた時からのことを振り返ります。

大学を卒業後に一人暮らしを始めた時は、コタツ机、布団一式、3段のカラーボックス2つ、小型のテレビ、冷蔵庫、洗濯機ぐらいしか持っていませんでした。

ここから生活に慣れていくに従い、モノもどんどん増えていきます。

ベッドやパソコンデスクを買ったり、オーディオやDVDプレーヤー、テレビも液晶の大きいのもに買い替えたりしました。

 

特に場所を占領したのが本です。

読書は好きで、やっぱり本ってなかなか捨てられません。

何度かまとめて本を売って整理したこともあったのですが、それでもどんどん増えていくばかりでした。

それに合わせて本棚を買い足したりするので、部屋もどんどん狭くなっていきました。

 

一人暮らしを始めてから今まで3度ほど引越しましたが、その度に荷物は増え、引越し料金も高くなりました。

引越しをするたび、物が置ける広い部屋がないか探したりするのですが、当時は東京に住んでおり、安くて広い部屋などありません。

当時の私の収入で身の丈に合ったところとなると、結局狭い部屋になってしまいます。

 

結局引越しても何も変わらず、モノに溢れてしまいキリがありません。

どうにかならないかと思っていたところ、断捨離のブームがやってきました。

ミニマリストとなる手がかりを掴んだ1冊の本

2009年ごろだったでしょうか、一時期ブームになった本が出版されました。

それは「断捨離」。

ただ片付けるのではなく、いらないものは捨ててしまおうというものでした。

でも、モノを捨てるのって結構ためらうことが多いです。

特に思い出の品とかそういうものは、使わなくても手元に置いておきたいものです。

「断捨離」ではそういう捨てにくいものを、どういう風にして処分するかということについて書かれていたのが当時としては斬新でした。

今まで捨てるという発想がなかった私も、この本を読んだおかげで読まない本や着ない衣服を捨てることができました。

 

でも、私ができたのは捨てることまでです。

「断捨離」はヨガの発想も取り入れているため、いわゆるスピリチュアルっぽいところも垣間見えました。

そのため、ちょっと理屈っぽいところもあり、全てを受け入れられたわけではありませんでした。

その後も少しづつ、いらないものは捨てるようにしていましたが、思うような成果は出ませんでした。

 

そして、その後に冒頭で紹介した「もたない男」を見つけ、衝撃を受けた私は一気にミニマリストとして突っ走ることになりました。

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ミニマリストになれたのは「持たない男」を読んで吹っ切れたおかげ

2010年の「もたない男」の出会いから、今に至るミニマリスト生活を始めてだいぶ経ちました。

北海道・札幌に移住してから部屋は広くなりましたが、その後もモノをほとんど買うことなく過ごしています。

ちなみに、今でも物が増えないように心がけており、

  • 今以上にもっとシンプルにできないか?
  • このモノは無くても問題ないのでは?

このようなことを時々考えるようにしています。

これからも、更に物がなく快適な部屋を追い求めたいです。