12月になると、毎年面倒なことがありました。
それは年賀状を書くことです。
すでに年賀状など出さずに「あけおめ」のメールやLINEで済ませている人も多いことでしょう。
私の場合はやめたくても、どうしても親戚とかの付き合いもあり、惰性で年賀状を続けていましたが、ようやく書くのをやめることができました。
今回は私が年賀状を書くのをやめることにした理由をまとめました。
ミニマリストの私が年賀状を書くのをやめることにした3つの理由
いろいろと悩んだのですが、最終的に年賀状を書くのをやめようと決めた理由は次の3つです。
- とにかく年賀状を書く(作る)のが面倒で時間のムダ
- 2019年から年賀はがきの料金が値上がりした
- いざとなれば普通に連絡することが可能だから
順に説明していきます。
とにかく年賀状を書く(作る)のが面倒で時間のムダ
年賀状をやめる1番大きな理由は、とにかくめんどくさい!
これに尽きます。
自分の場合、さほど付き合いが多いわけではありませんが、それでも毎年15通ほどの年賀状を書いていました。
年賀状を作る手順は、
- 年賀はがきを買う
- 裏面のデザインをネットで探す
- 裏面の印刷
- 前年の年賀状をチェックして出す人を確認
- おもて面へ宛名書き
- 郵便ポストに投函
だいたいこのような流れになるのではないでしょうか?
この作業が本当に面倒で気が重くなるのです。
裏面のデザインなんて適当なものを選べばいいのですが、一度探すと結構時間がかかってしまいます。
変なものを選んだら恥ずかしいという下手なプライドもありましたし・・・。
年賀状は自宅のプリンタで印刷するのですが、たいてい1発で成功せず、必ずと言っていいほど、かすれや汚れが出てしまいます。
そのため何枚かテスト印刷をして、結局何度かやり直すことになります。
この作業もまた面倒でした。
まあ、覚悟を決めて「エイ!」と作ってしまえば何てことないのですが、最近は年賀状のこと自体考えるのもイヤになってきました。
こんなことで悩んだり気が重くなるくらいならば、いっそのこと出さなければいい!
やめようかと思っていた矢先に、ハガキの値上がりもあり、踏ん切りがつきました。
2019年から年賀はがきの料金が値上がりした
2つ目の理由も、結構影響が大きかったです。
今まではハガキ1枚52円でしたが、それが2019年分から62円になりました。
1枚10円の値上がりです。
(さらに、2019年10月1日からは63円になりました)
たった10円と思われそうですが、枚数が増えると結構な額になります。
10枚出すなら100円、100枚だったら1,000円の値上がりです!
もちろんハガキ代以外にも、印刷するときのインク代などの費用もかかります。
お金だけでなく、年賀状を作る時間も。
最近は世の中も節約志向ですし、これを機に年賀状を出すのをやめてもいいなと考えるようになりました。
いざとなれば普通に連絡することが可能だから
最後は自分自身に当てはまることですので、参考程度に。
自分が年賀状を出していた理由は、めったに会えない親類や古い友人に一応生きているのを伝える程度のものでした。
東京に住んでいた時は、親類のほとんどが北海道に住んでいたため結構重要な知らせだったかもしれません。
しかし、自分も2016年に北海道に移住し少しずつ親類と顔を合わせる機会も増えました。
もちろん、住所・電話番号など連絡先も知っているので、いざ何かあれば連絡することは可能です。
それとは別に、年賀状をやりとりしていた友人とは10年以上も会っておらず、疎遠になっています。
そういうのを大事にしなければいけないのでしょうが、さほど旧交を温めるような間柄でもなかったので、まあいいかと思うようになりました。
そろそろ年賀状をやめるいいタイミングなのかなと感じるようになり、2019年から年賀状の出すのをやめたのです。
もう無理して年賀状を出さなくても良い時代になるかも
以上、年賀状を出すのをやめた理由についてまとめました。
年賀状自体、年々枚数が減っており習慣として廃れていくのではないかと思っております。
ちなみに年賀状がこれだけ普及したのも戦後のことです。
当初は全然年賀はがきが売れなかったのに、お年玉くじをつけてから爆発的に普及したことから広がったのです。
ある意味、郵政省(今の日本郵便)の利益アップを狙った仕掛けだったわけです。
今は、電子メールやLINE、TwitterなどSNSの普及で、手間や費用をかけなくても手軽に新年の挨拶が可能になりました。
年賀状も、もう時代に合わなくなっているかもしれません。
いくら嵐の5人に頑張ってもらっても、そろそろ限界でしょう。
郵便局も人手不足で大変なので、そろそろ年賀状から手を引く宣言をしてもクレームはつかないような気がします。
逆に、年賀状に変わる年始の挨拶を送る事できるアプリでも開発して、うまく課金する仕組みを作れば、新しい収益源にできそうな気がします。