おそらく人と比べたら、もともとテレビを見る時間は少ない方だと思っている私ですが、それでも1日に2時間ぐらいは見ていたような気がします。
それがミニマリストになってからはさらにテレビの時間が少なくなりました。
気づいたら、丸1日テレビを観なかった日も普通にあります。
当初はテレビなしで大丈夫だろうかと心配でしたが、むしろ観ないことによるメリットの方が多いことに気づきました。
今回はテレビを観ないメリットについてです。
ミニマリストが長い間テレビを見ない生活を続けて気づいたメリット
テレビを視聴するのをやめて改めて感じたメリットは、大きく2つありました。
時間が長く感じるようになった
1つ目は体感的なものですが、特に夜の時間が長く感じるようになりました。
今まではテレビのタイムスケジュールに縛られていたのが、それがなくなったことで時間の流れがゆっくりになった気がします。
テレビはスケジュール通りに放送されますから、それなりに現在の時刻がわかります。
でも、テレビがついていないと時計を見ない限りは、今何時なのかわかりません。
もしかするとそのことが、時間を長く感じる要因なのかもしれません。
今までは、1日の仕事が終わると19時ぐらいからテレビをつけていました。
特にじっくり見るわけではないのですが、なんとなく付けっ放しにしていました。
そうなると不思議なもので、面白いと思ってなくてもついつい画面を見てしまいます。
画面を見ると手や足も止まってしまい、そのままじーっと動かなくなってしまいます。
あっと言う間に時間が経過し、気づいたら22時、23時になっていたなんてこともざらでした。
見たい番組ならいざ知らず、たまたまついていた番組をそのまま見てしまって時間を潰してしまうとは、なんとも勿体無い過ごし方です。
その分、夜の空いた時間はゆっくり読書をしたり、PCやタブレットでネットを見る時間に当てたりしています。
(ただしネットを見る場合は、動画などを見ると時間を潰されるので注意は必要)
受動的ではなく自発的に情報収拾する習慣がついた
もう1つのメリットは、必要な情報を自発的(能動的)に収集するようになったことです。
テレビがついていると、流されたニュースなどが勝手に入ってきてしまいます。
つまり受け身の状態というわけです。
テレビがついていなければ情報が流れてこないわけですから、自分で調べるしかありません。
でも、自分の好きな時間に必要な情報を調べればいいので、時間を効率的に使うことができるようになりました。
それにテレビから流れる余計な情報が入ってこないので、情報の整理、取捨選択がしっかりできるようになりました。
ただ、受動的(受け身)で情報を知ることは、決して悪いことではありません。
そういう情報の中には、自分が知らないこともありますから広い視野を持つためには重要なことです。
自分で調べてばかりですと、興味のあるものしか知ることができませんので新たことを知る機会が減ります。
でも、受動的に情報を知る方法は何もテレビだけではありません。
今はネットもありますし、外出して色々なものを見て回る方法だってあります。
ミニマリストの私はテレビを観る代わりにラジオを聴く時間が増えた
では、テレビを見ないなら家でどう過しているのか?
これは人によってそれぞれでしょう。
無音の状態で落ち着くこともあれば、何か音がないと不安で落ち着かない場合もあるでしょう。
私の場合は後者で、何か音が流れていないと不安なタイプです。
(無音の状態も修行すれななれるのでしょうが・・・、そこまでストイックにはなれません)
自宅にいるときは大抵ラジオをつけていることが多いです。
学生のときはよく聴いていたのですが、社会人になってからだんだん聴かなくなってしまいました。
しかし、ネットでradikoのサービスが始まるようになってから、再び聴き始めるようになりました。
ラジオも考えようによっては、タイムスケジュール通りにオンエアされるので時間に縛られないかという懸念があります。
ですが、テレビとの大きな違いが1つあり、視覚(映像)がない分、負担が少ないことです。
何よりも場所を選ばず、作業をしながら聴くことができるので、人によっては結構捗ったりするのではないでしょうか。
時々ニュースも流れますから、世間に遅れをとることもありません(笑)
それにしてもラジオはやっぱり面白いですね。
テレビだと放送コードに引っかかるようなことも、ラジオだったら平気でしゃべったりしますからね。
有料ではありますが、radikoプレミアムに加入すれば日本全国の放送が聴けて結構楽しめます。
あえてテレビが必要とされるケースとは?
テレビを見ない生活を続けている私ですが、今でもテレビは持っています。
厳密にいうとテレビ本体ではなく、タブレットで受信できる機器を持っており、必要なときはそれで観ています。
観ないのならば処分してしまっても良いのですが、捨てずとってあるのには理由があります。
自然災害など有事の時に情報を得るときは、やはりテレビは有効だからです。
もちろん、ラジオだけでも十分ではありますが、こういうときは複数のライフラインを持っておく方が良いと考えたからです。
2018年9月に北海道でも大きな地震がありましたし、今後も万が一何かあってはいけませんので、テレビが観られるように残しておくつもりです。
ちなみに緊急ニュース以外にも、たまにはサッカーなどスポーツを観て密かに楽しむこともあります。
もちろん時間をしっかり区切ってメリハリはつけております。
今では、映画やドラマなどはYouTubeやamazonプライムビデオなどで観られるので、テレビがなくとも正直困ることはほとんどありません。
自分をリセットしたいときはテレビ断ちしてみよう
以上、テレビを見ない生活を続けた気づいたメリットなどについてまとめました。
昔に比べたらテレビを全然見なくなったなと思っていた私も、スパッとやめると、こんなにもテレビに時間を取られていたのかと改めて気づかされました。
普段忙しくて時間がないけど、家に帰るとテレビをつけるのが習慣にな李、ダラダラを見入ってしまう覚えがありませんか?
そういう危機感を感じているのでしたら、一度騙されたと思ってテレビをつけない生活をすることをオススメします。
できればテレビだけでなく、 Youtubeなどの動画も見ないようにしましょう。
そうすると、結構時間ってあるなと気づくかもしれません。
その余った時間で本を読んだり、自己啓発のために勉強の時間に当てても良いでしょう。
もちろん、ゆっくり体を休めて瞑想してもいいですし。
ミニマリストや断捨離、シンプルライフをしたい、そのために捨てるのはモノだけではありません。
このような生活習慣の中にもあなたにとって不要な「コト」が隠れているかもしれません。
私の場合はテレビでした。
このように少しずつ自分に不要なものを見つけ、充実した生活を送りたいものです。