ミニマリストと和室との相性は最強である3つの理由

ミニマリストの和室リビング2 部屋
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今ではミニマリストを名乗る人も増え、様々なタイプの方が存在しておりますが、基本的には持ち物が少ない人ばかりです。

私もできるだけモノを持たない生活を送っているわけですが、大型家具や大型家電の類をいかにして所有せずにすむか考えるのが頭の悩ませどころです。

色々と考えた結果、和室がある家に住むのが自分にとって最適でした。

今回はミニマリストと和室の相性が良く快適に過ごせる理由をまとめました。

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ミニマリストと和室との相性は最強である3つの理由

ミニマリストと和室の相性が良い理由を挙げると、大きく3つあります。

  • ベッドやマットレスがいらない
  • ソファやローテーブル、ダイニングセットがいらない
  • 押入れを有効活用できる

順番に説明します。

 

ベッドやマットレスがいらない

まず1つ目の理由は、和室ならばベッドを持つ必要がありません。

家具の中でも最も場所を取るのがベッドです。

床がフローリングの部屋だと、ほとんど必需品といっても良いかもしれません。

中には直に布団を引いてるという人もいるかもしれませんが、寝汗で布団や床が湿ってしまいます。

そのため、まめに手入れをしないと布団も床も傷んでしまうので結構面倒です。

 

しかし、床が畳だったらそんな心配はありません。

フローリングに比べクッション性があり、さほど背中や腰が痛くなることもありません。

また、湿気も吸ってくれますのであまり痛むこともありません。

 

現在、私は畳の部屋で布団をそのまま敷いて寝ています。

以前はマットレスを使っていたのですが、いらないのではと思い、試しに取っ払って寝てみたら何も問題ありませんでした。

とにかく、大きく場所を取るベッドがいらないというのは、とても楽チン!

布団一式あればコンパクトに収納できますし、部屋も広々使えて便利です。

 

ソファやローテーブル、ダイニングセットがいらない

ミニマリストのリビング和室

2つ目は、リビング(居間)の家具がいらないということです。

よく出てくるリビングのインテリアには、フカフカのソファ、ローテーブル、それとテレビとそれを置くオーディオ台が鎮座しています。

でも家具が大きく、場所も取ります。

確かにソファは深く座れますし、横になってゴロゴロできるという魅力があります。

私自身もソファが欲しいなという誘惑にかられることがありますが、あったらあったでダラけてしまい何にもできず無駄に時を過ごす恐れがあるため、持たないことにしました。

どうしても横になりたいときは、畳の上にゴロンとするか、座椅子に持たれるだけで十分です。

これがフローリングだと、直に座ると痛くて冷たいので、とてもくつろげません。

 

また、リビングの床が畳であれば、わざわざダイニングテーブルと椅子を持つ必要もありません。

実際にローテーブルも撤去して、今は脚付きのトレーで食事をしています。

 

一人だったらこれで十分です。

(2人以上になったら、また考えなくてはいけませんが、もう少し先の話かな?)

テレビも滅多に観ないで持ってませんから、オーディオ台も不要です。

(テレビはタブレットでチラ見する程度)

結局、リビングには座椅子が1つあれば十分で、スッキリした部屋にすることができました。

これも和室だから実現できたと言えるでしょう。

 

押入れを有効活用できる

3つ目の理由は、大抵の和室には付いている押入れの便利さです。

押入れは収納力があり、たいていは真ん中に中板(棚)があります。

その収納力ゆえに、丁寧に整理して溜め込んでしまうという落とし穴もありますが、私の場合は様々なものの「代用」として活用しています。

例えばこんな感じに。

押入れ書斎3

なんか貧乏くさいとか言わないでくださいな(笑)

中板がちょうど机ぐらいの高さにあり、書斎っぽく使うことができるのです。

以前は専用のデスクを持っていましたが、それも邪魔くさいなと思っており、試しに押入れ書斎を作ってみたらピッタリでした。

これなら、イス1つあればいいので物も減らせます。

 

唯一の弱点といえるのは、クローゼットのようにハンガーをかけるポールがないことです。

これだけは仕方がないので買うしかありません。

でも、それを差し引いても和室の押し入れは本当に便利です。

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今は和室がある家が少ないので探すのは大変かもしれない

以上、ミニマリストと和室の相性がいい3つの理由についてまとめました。

しかしながら、最近は都市部を中心に和室がある家が減っております。

特に単身向けのワンルーム・1Kなどはフローリングのところがほとんどではないでしょうか。

和室の部屋が人気がないのと、メンテナンスの問題(畳の張り替え)などが原因だと考えられます。

 

私も北海道に移住する前はフローリングの単身マンションに住んでおりましたが、物が少ない生活をしようとすると、意外と快適に過ごすのは難しいのです。

札幌に移住を決めた際、せっかくだからと古くても良いので和室があるところを探しました。

おかげで無事見つかり、今は悠々と過ごすことができております。

 

これだけ和室は便利と主張しているものの、いざ探すとなると見つかりにくいのというのはちょっと心苦しくはあります。

でも、もしシンプルで物が少ない生活をしたいのであれば、和室は本当にオススメです。

確かに古い建物が多いですが、工夫すれば和モダンやアジアン、北欧インテリアなど工夫次第でおしゃれにコーディネートすることも可能です。

ただ、古いとオートロックなどセキュリティ面での心配もあるので厳しい部分も多いですが、参考にしてもらえれば幸いです。