2023年5月より朝日新聞が朝夕刊の月ぎめ料金を500円値上げし、4,900円にするとの発表がありました。
新聞紙などの原材料費高騰が理由で、今後も報道の質を維持し安定して発行できるようにするとのこと。
しかし、ずいぶん前から新聞の購読数は減り、もはや衰退の一途を辿っております。
そこへ来て値上げなどしたら、ますます読者離れが加速するだけで、さらに収益が減るだけです。
実際、今ではわざわざお金を払うまでもなく、スマホなどですぐにニュースを知ることできますので、新聞を買う必要性はなくなりつつあります。
私も5年以上前から新聞を読まなくなりましたが、今回は困ったことや変わったことなどについて振り返ります。
新聞の購読をやめて困ったことや変わったことは?
私が新聞を読まなくなったのは、2018年11月くらいからです。
それまでよく読んでいたものだと自分でも呆れているぐらいです(笑)
新聞を読むのをやめようと思った理由は単純なもので、新聞で得られる情報に目新しさを感じなくなったからです。
もう購読する意味もなくなったので、万が一困るようであれば購読再開すればいいかと思い、やめることにしました。
購読をやめた結果、新聞を読まなくなって困ったことは一切ありません!
むしろ、どうしてもっと早くやめなかったのかと後悔しています。
今までは会社員時代の仕事柄、惰性で新聞に目を通すのが習慣になっていました。
(金融系でしたので日経新聞が必読品)
会社員をやめフリーになってからも、感覚を忘れないよう読み続けていたのですが、ここ最近は新聞を読んでいても得るものが少なくなりました。
以上のような理由から新聞購読をやめたのですが、今ではメリットしかありません。
- 高い購読料(月4,000円程度)を払わなくて済む
- 新聞を読むという習慣がなくなり、時間のゆとりができた
新聞を読まなくとも、世の中のニュースや話題はネットのWebサイト・Twitterで十分知ることができ、困ることもありません。
私の新聞購読遍歴を振り返ってみると
ちなみに、私の新聞の購読遍歴を簡単に振り返ります。
学校を卒業するまでは実家住まい、家では朝日新聞を購読しておりました。
一人暮らしをするようになってからも、慣れていたせいもあり当初は朝日を読んでいました。
その後、金融関係に仕事をするようになってから日本経済新聞にくら替えしました。
最初のうちは普通に紙の新聞を読んでいましたが、古新聞を処分するのが面倒になり、2013年ぐらいから電子版に切り替えました。
その後ずっと電子版を読んでいた為、ゴミが出ることがなく困らなかったので、つい最近まで読み続けていたというわけです。
世の中のニュースや話題はネット・SNSで十分
以上、時間がかかったものの、ようやく新聞をやめた経緯について振り返りました。
今は、新聞やテレビで報道しているものと同様の内容が、普通にネットで見ることができるようになりました。
むしろ、ネットの方が速報性があり有利になりつつありますし、私自身も今ではそれで十分間に合っているぐらいです。
もっと深く知りたいと思ったら、さらにGoogleなどで検索して詳しい情報が出てきますし、必要であれば専門書などを自分で購入すれば問題ありません。
もし、テレビや新聞がネットに勝っているとすれば、1つのニュースについてじっくりと解説し、専門家などの論評を読むことができるぐらいです。
でも、最近は偏向報道もあり、その論評もあてにできないようなが多くなりました。
そんなものだったら読んでも意味がないので、誰も新聞なんて読まないですし、何よりつまらないです。
今では読んで面白いのはスポーツ新聞ぐらいじゃないでしょうか。
(スポーツ新聞の内容ですら、ネットで間に合ってしまいますが)
今は、新聞を購読しているであろう主力の60~70代の人口が多いので、まだ大丈夫かもしれません。
そんな中で、さらに購読料を値上げするのは時代に逆行した施策です。
今後は、戦略を変えないと新聞業界も生き残ることはできないでしょう。