「子供部屋おじさん」という中年引きこもりを象徴した言葉について

子供部屋おじさんイメージ日常・雑記

この間、たまたまネットニュースか何かを見ていた時に「子供部屋おじさん」という言葉を目にしました。

先日、沖縄で85歳の母親を殺害した疑いで56歳の息子が逮捕された事件で、よくある事件という言い方が適当かどうかわかりませんが、さほど珍しい出来事ではありません。

しかし、この事件で気になったのが、ネット上で「子供部屋おじさんの暴走」だと話題になったことでした。

 

ここ最近目にするようになった言葉(キーワード)ですが、一体どんな経緯で生まれたものなのでしょうか?

しかも、この子供部屋おじさんですが、ただのネットスラングではなくと、社会問題にもなっているようです。

 

「子供部屋おじさん」その意味やネタ元は?

子供部屋おじさんというのは、文字通り「実家の子供部屋で暮らす成年男子のこと」です。

ただ、独身であれば男女問わず、20歳を過ぎても実家で暮らしる人は珍しくありません。

ただ、言葉じりを捉えると、いい歳して小学生のような部屋に住んでいる未熟な成年男子を揶揄したものであることは明らかです。

 

ところで、子供部屋おじさんの元ネタはどこから出たものなのでしょう?

様々な説がありますが、有力なのが「ウメハラ総合スレ(ウメスレ)」と言われるネットの掲示板(5ちゃんねる)。

めざましテレビでプロゲーマーの梅原大吾さんの特集が放送されたのがきっかけのようです。

放送されていたのが、梅原さんの日常生活に密着した特集で、当時住んでいた実家の梅原氏の部屋が、まるで小・中学生が住んでいるような子供部屋だったのです。

それを見てネット上で「子供部屋だ」と茶化されるも、書き込んだ人に対して「お前らも子供部屋おじさん」だろういう書き込みがあったのです。

おそらく「ネット民=引きこもり、高齢ニート」というイメージが強いことから、そのような書き込みしたのですよう。

まあ、どっちもどっちでしょうけど(笑)

 

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さらに岡崎体育による「子供部屋おじさん」の自虐ネタも

以上のような経緯から他の掲示板でも書き込みされ、「子供部屋おじさん」という言葉が一人歩きするようになったようです。

さらに、ミュージシャンの岡崎体育さんがこんなツイートをしてさらに拡散してしまったようです。

 

フォロワーが多い人ですから、あっという間に「子供部屋おじさん」というワードが広まっていきました。

(ただ、爆発的に広まっているかというと、そうでもないような気がします)

 

その後、独身で実家暮らしの中年男性が何かやらかすと「子供部屋おじさん」と揶揄して使うようになった模様。

ただ、この言葉を使っているのも、もしかすると同じ境遇の人かもしれませんね。

忙しい人は(いわゆるリア充)、仮にそんなものを目にしたところで、わざわざ反応してアクションする暇などないでしょうしね。

 

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「子供部屋おじさん」という言葉が今後誤解を生むことがないように

冒頭で触れた沖縄の事件というのは、殺害した56歳の息子というのが母親と同居していたというものです。

母親は2階に住んでおり、息子は3、4階で暮らしていました。

息子は国家公務員で5月から病気で休暇中でした。

なお、結婚の有無については触れられておりません。

つまり「親と同居=いい歳して子供部屋に住んでいる」というだけで反応して、ネット上で「こどおじ」がやらかしたと騒いでいるのです。

 

ただ、この56歳の息子、先日までしっかり仕事をしていたので、引きこもりというわけではないでしょう。

それに親と同居というのも、高齢の母親を心配し世話をしていたはずです。

手をかけてしまったのは、おそらく介護疲れによるものではないかと推測されております。

 

40代以上の引きこもりが増えているのと同様、介護の問題も社会問題になっております。

しかし、何かあるたびに「子供部屋おじさん」だと決めつけ、ろくに調べもしないで書き込むする前に、煽るような書き込みをするのはどうかと思います。

ただ「子供部屋おじさん」という言葉が広まってしまうほど、この手の問題は根が深いのかなと感じずにはいられません。

私自身もいい歳した単身男性なので、自分のことを言われているかもしれないと思うと、ちょっと悲しくなったのも事実です。

今はちょっとした行き違いや勘違いで、間違って拡散されやすい時代ですので、受け取る側も発信する側もより慎重になる必要がありそうです。

 

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