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北海道ではなぜ「トウモロコシ」の呼び名が「とうきび」なのか?

北海道生活

以前のブログ記事で、とうもろこしを電子レンジで超簡単に料理できる方法をついて取り上げました。

これで心置きなくとうもろこしを買って食べることができます。

 

ところで北海道では、とうもろこしのことを「とうきび」と言うことが多いです。

札幌の大通公園では、夏の名物となっているのは「とうきびワゴン」です。

旭川出身の両親をはじめ、北海道にいる親戚は皆「とうきび」呼びです。

 

なぜ北海道では「とうきび」と呼ばれているのか?

その疑問について調べてみました。

 

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北海道で「とうきび」が入ってきた由来

とうもろこしが日本に伝来した時期や経緯

まずは、北海道にとうもろこしがどのように入ってきたのかについて。

とうもろこしが日本に伝来したのは16世紀、ポルトガルから伝わったと言われております。

いくつかの説があるのですが長崎にもたらされたのが始まりでと言われています。

その後、阿蘇地方や四国、富士山の麓など気候や水利の面で稲作に向かない地域に広がっていったそうです。

 

北海道にとうもろこしが入ってきたのは?

次に北海道にとうもろこしが入ってきた経緯についてです。

いくつかの説があるのですが、知られているのは次の2つ。

  • 18世紀末に本州などで栽培されていた品種が当時蝦夷地のモロラン(現在の室蘭)に伝わってきた
  • 明治の開拓時代にアメリカから輸入したとうもろこしを持ち込み栽培した

どちらの説もありえそうなのですが、明確な資料がないためハッキリしておりません。

おそらく両方の品種とも栽培され、徐々に品種改良され現在の形になったと考えらます。

 

北海道で「とうきび」と呼ばれているのはなぜか?

さて本題である北海道での「とうきび」呼びについて。

16世紀に日本に伝来した当時は、中国の国家「唐(とう)」に、唐土(もろこし)から伝来した植物の「モロコシ」に由来して「とうもろこし」と呼ばれるようになりました。

それと別に「唐から伝わった黍(きび)に似た穀物」から「とうきび(唐黍)」とも呼ばれるようになったとも言われております。

つまり、とうきびと言う呼び方は北海道固有のものではないと言うことです。

北海道以外では、山形県北部、石川県、福井県、香川県、愛媛県、山口県西部、九州などでも「とうきび」と呼ばれております。

 

なぜ北海道で「とうきび」呼びが定着しているかについては、ハッキリした資料等がないため詳細は不明です。

おそらく、明治の北海道開拓時代にとうもろこし栽培に携わった人々の出身地で「とうきび」と呼ばれていたのが、そのまま道内で広まったと考えるのが自然ではないでしょうか。

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他の地方ではとうもろこしを何と呼んでいるのか?

おそらく、明治の開拓時代に入植してとうもろこし栽培に携わった人々の間から定着したと考えられる「とうきび」呼び。

今ではそのまま北海道でとうもろこしを表す方言として使われるようになりました。

 

ちなみに、日本では「とうもろこし」「とうきび」以外にも各地で様々な呼び方をしています。

主なものを以下に掲載します。

あぶりき – 福井県大野郡
いぼきび – 鹿児島県甑島
うらんだふいん – 沖縄県竹富島
かしきび – 新潟県中越地方、佐渡島など
きび – 長野県南部、鳥取県、高知県など
きみ – 北海道南部、青森県、岩手県など
とっきみ – 秋田県
ときび – 秋田県
ぎょく – 千葉県の一部
ぐしんとーじん – 沖縄本島南部など
こうらい – 岐阜県の一部、福井県の一部、三重県の一部、滋賀県の一部
こうらいきび – 愛知県尾張、岐阜県
こーりゃん – 香川県大川郡
さつまきび – 岡山県備前
さんかく - 熊本県の一部
せーたかきび – 新潟県の一部、和歌山県日高郡
たかきび – 鹿児島県種子島
とうきみ – 北海道南部(渡島地方)、山形県南部、福島県西部、群馬県北部など
とうたかきび – 香川県高見島
とうとこ – 島根県北部など
とうなわ – 岐阜県、富山県
とうまめ – 新潟県上越地方、長野県の一部など
とうみぎ – 宮城県、福島県、栃木県、茨城県など
とうむぎ – 栃木県南部
とっきび – 山形県・秋田県の一部
なきぎん – 鳥取県の一部
なんば – 近畿地方、三重県伊賀、岡山県、徳島県など
なんばと – 愛知県三河
なんばん・なんばんきび – 愛知県東部、京都府北部、山口県東部など
はちぼく – 三重県伊勢、岐阜県の一部、滋賀県の一部
ふくろきび – 長野県の一部、和歌山県の一部
まごじょ – 宮崎県の一部
まめきび – 新潟県の一部、岐阜県岐阜市、長崎県の一部など
まるきび – 岐阜県の一部
まんまん – 広島県、島根県南部など
もろこし – 長野県、山梨県など
やまととーんちん – 沖縄県首里(大和唐黍の意)

Wikipediaの該当ページより引用>

 

ちなみにとうもろこしを漢字では「南蛮黍」「玉蜀黍」と書きます。

英語ではコーン(corn)またはメイズ(maize、主にイギリス)になります。

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今では道内でも「とうもろこし」は普通に使われているのではないか?

以上、北海道の「とうきび」呼びについてまとめました。

明確な由来はわかりませんでしたが、もともと他地方の方言だったものが使われるようになった説が有力です。

ちなみに北海道の親類は「とうきび」呼びが当たり前になっておりますが、道内全体では「とうもろこし」「とうきび」共に同じように使われているような気がします。

スーパーなどで売っている時の表示は「とうもろこし」となっているのがほとんどです。

そういう環境ですので、おそらく普通に「とうもろこし」と言う言い方も定着していると思われます。

つまり、北海道に来ても「とうもろこし」「とうきび」どちらでも通じると言う事です。

 

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