出来るだけ燃えるゴミ(特に生ゴミ)を出来るだけ出さないようにしながら生活していますが、それでもどうしてもゼロというのは難しいです。
その中でも厄介なのが生ゴミの保管です。
いくらきっちりゴミ袋を縛っていても避けられないもの、
それは臭いと小バエです!
特に夏は臭いがキツくなり、ハエの数も多くなります。
これはなんとかならないものかと考えた結果、思い切って生ゴミを冷凍庫に保管することにしました。
これが大成功で、臭いとコバエの問題が一挙に解決しました。
今回は生ゴミを冷凍庫に保管するに至った経緯や、実際に感じたメリットなどについて触れたいと思います。
どんなに気をつけていても生ゴミにたかる大量の小バエ
この画像のハエは大きすぎですが、どんなに気をつけていても、気づいたら生ゴミを入れているゴミ箱には小バエがたかってるのです。
あまり窓を開けることも多くないのに、どこから入り込んでくるのか・・・。
本当に厄介なやつらです。
まあ、蚊のように刺してこないので人体的に影響を受けることはないのですが、それでも家の中を飛び回る小バエは邪魔以外の何者でもありません。
試しに100円ショップで買ったハエとりを置いてみたら、まあこんなにつかまるものかとビックリしてしまいました!
このまま放置したら、家の中の衛生環境が悪くなり人体にも影響が出るかもしれないと危機感を感じ、本格的に対策をすることにしました。
小まめに生ゴミを収集に出せない理由
いちばん確実な方法は、週に2~3日ある自治体のゴミ収集日にマメに捨てに行けば良いのです。
しかし、なかなかそうも行かない事情があります。
別に朝起きれないとか、そういう理由ではありません。
私が住んでいる札幌市では生ゴミを含む燃えるゴミが有料回収なのです!
最近ではほとんどの自治体でごみ収集が有料になっているところも多いのではないでしょうか?
これが実際にゴミを出すときに使う専用の袋です。
いちばん小さいサイズでも5リットルで10枚100円です。
一見、安いように錯覚してしまいますが、これが毎週2回続くとなると、結構バカにできません。
それに、私の場合は一人暮らしですから、生ゴミを含めたゴミの量だって大したことありません。
5リットルの袋が目一杯になるのも、1~1.5ヶ月くらいかかります。
なので、スカスカのゴミ袋を毎回毎回出すのは大いに無駄というわけです。
そのため、ゴミ袋がいっぱいになるまで自宅で生ゴミを保管せざるを得ないというわけです。
試しに生ゴミを冷凍庫に保管したら驚きの結果が
そんなわけで、生ゴミを自宅で保管しておく期間が結構長いのですが、臭いとコバエだけは本当に辟易していました。
昨年までは様々な方法でその都度退治してきましたが、いい加減うんざりしてきました。
そもそも、生ゴミを放置して臭いが発生し子バエがたかるのは何故なのか?
それは生ゴミが腐敗するからです。
腐敗するのは、常温でかつ湿度の高い状態の時。
ならば、その状態にしないように保管すれば良いのです。
自宅内で生ゴミが腐らず子バエも集まって来ないようなところはどこか?
そう、冷凍庫があるということに気づいたのです!
いうまでもなく冷凍庫はマイナス10度以下で食材を保管したり、製氷するためのものです。
マイナス以下の環境で生ゴミを入れておけば、発酵して腐敗することもありません。
腐敗しなければ当然臭いも発生せず、さらには子バエがたかるのを防ぐこともできます!
それに気づけば、あとは実践するのみ。
早速生ゴミを冷凍庫へ。
(わかりやすくするため、食材は取り除いてあります。)
実際の生ゴミ、これをビニール袋に入れ小さくした状態で端の方に入れてあります。
それにしても何故、生ゴミを冷凍庫に保管することを早く思いつかなかったのでしょう?
- 移住する前は燃えるゴミの収集が無料だった
- 冷凍庫は食べるものを入れるためのものという思い込み
という理由からでしょう。
東京に住んでいた時は、マメにゴミ捨てをしていたので、臭いやハエにそもそも悩まされることはありませんでした。
それに冷蔵庫や冷凍庫は口にするものを保管するためのものと強く思い込んでいたこともあり、生ゴミを入れて保管しておこうという発想はなかなか思いつかなかったです。
生ゴミを冷凍庫に保管することに抵抗なければ問題なし
生ゴミを冷凍庫に保管することにより、臭いと子バエの問題を一挙に解決することができました。
とはいえ、ゴミを冷凍庫に入れるなんて汚くないのと疑問に思われるかもしれません。
そもそも生ゴミって、下ごしらえしたときに出た野菜の皮やタネ・ヘタ、肉や魚の骨・皮、卵の殻などです。
元々は野菜にくっついていたり、食卓のお皿に並べられていたものだってあります。
ゴミになる前は決して汚いものではないのです。
腐ってしまう前に素早く冷凍庫に入れてしまえば、基本的に他の食材をダメにするということもありません。
それにビニール袋に入れてしまえば、冷凍庫内を汚すこともありません。
見た目が気になるかもしれませんが、そもそも冷蔵庫の中を赤の他人に見せることなんて滅多にないはずです。
その辺さえ気にならなければ、生ゴミを冷凍庫に入れて保管するのは衛生的にも理にかなった方法であると言えるのです。
あとは、ゴミを出す日に取り出してそのまま捨てれば良いだけです。
生ゴミ特有の液ダレもなく、手が汚れることもありません。
気づいてしまえば、なんてことないことなのですが、もし生ゴミの臭いやコバエなどの虫の発生に悩まされているのでしたら、騙されたと思って試してみてください。
もう、臭いや子バエのでイライラすることもなくなります!