ミニマリストは持ち物が少ない分、厳選して買っているイメージがあります。
ですが、いつも当たりというわけではありません。
時には、買って失敗したものもあります。
それが数百円程度のものであればいいのですが、値段が高かったり、家具のような大きなものだと、ショックは大きいです。
実は私も今年(2019年)に一番買って失敗したのが、折りたたみラウンドチェアです。
今回は、なぜ買おうとしたのかいうきっかけ、失敗したと思った理由に至る経緯について触れたいと思います。
なぜ折りたたみラウンドチェアを購入しようとしたか?
今回購入したのが、このタイプの折りたたみチェアです。
私が普段過ごす部屋は和室ですので、直に座れば問題ないですし、体をもたれさせたいならば座椅子があります。
それでも欲しいなと思ったのは、次のような理由からです。
- 地べたに座ってばかりだとおしりと腰が痛くなる
- 膝を曲げられるイスに座ってくつろぎたい
- ソファだと場所を取るので折りたたみタイプがいい
- インテリアにマッチするデザインが良い
(イメージ)
要は座ってのんびりできる物が欲しかったというわけです。
色々比較検討し、ラウンドタイプの折りたたみチェアならデザインも悪くないし、邪魔な時は折りたたんで収納できるのが決め手でした。
しかし、見たと感じたとでは全然違うことを痛感するのでした。
折りたたみラウンドチェアを買って失敗したと思った理由
実際に折りたたみラウンドチェアを買ったのは今年(2019年)に入ってすぐのことでした。
見た目以上に大きく、重さも結構ありました。
説明書はこれだけ。
このように折りたたみができるのですが、これがやりにくい!
このポッチになっているところがストッパーなのですが、これが固いのです。
少しずらした状態で押すと動くのですが、コツをつかむのにちょっと時間がかかりました。
折りたたむと結構コンパクトになります。
ただ、結構存在感はあります。
開いた状態がこんな感じ。
一見、ふかふかして座りごごちが良さそうですが完全に騙されました。
座った瞬間、愕然としました。
まず、おしりがすごく沈み込み、腰が想像以上に折れ曲ります。
そして、太ももの裏が痛い!
折りたたみラウンドチェアの丸い部分は、要は鉄パイプが円状になっており、そこにクッションつけています。
しかし、このクッションがほとんど役に立っておりません。
太ももに当たるクッションが全然効果なく、鉄パイプがおもいっきり食い込むのです。
そのまま座っていると太もも裏が痛いので、緩和するために足を上げる姿勢になりますが、そうなると今度は腰をさらに折りまげる体制になります。
これが想像以上に腰に負担がかかり、くつろぐどころかちょっとした拷問を受けているのではと感じるくらいです(笑)
慣れれば大丈夫かもしれないと思い、2週間くらい実際に座って過ごしてみました。
しかし、やはりゆったり座ることはできず、使うことを断念しました。
久々に買って失敗した商品でした。
しばらくは家具は買わなくても大丈夫だとわかったことは収穫
その後、何度か気が向いたときに引っ張り出しては座ってみるのですが、やはり体が沈み込みすぎ、とてもくつろぐことはできません。
そのため、今では押入れに折りたたんで放置している状態です。
金銭的な損失も痛いのですが、それ以上に処分する(断捨離する)時の面倒さの方が負担です。
とっとと諦めて捨てれば良いのですが、もしかすると多少はお金になるかもしれないと思い、リサイクル業者を探すなどしている途中です。
なかなか時間が取れず、いまだに処分できずにいるのですが、年内にはなんとかしたいです。
今回の失敗で得た教訓としては、
- 寝たり座ったりなどする家具類は買う前に店に行って試すべき!
これに尽きます・・・。
今は大型家具も通販で簡単に安く手に入れることができます。
しかし、見たと使ったでは誤差が生じることも多いです。
この手の家具類は買う前に、自分で試さないと無駄になることが多いなと改めて気づかされました。
店に足を運ぶのは面倒かもしれませんが、買った後に失敗することを考えれば、その手間を惜しんではいけません。
以上、今年(2019年)に今のところ買って一番失敗した折りたたみラウンドチェアについででした。
もう、しばらく家具は買いません。
今のところ座椅子でくつろげますし、ソファとか座りたければ外に出てカフェとか行けばいいかなと。