将来なりたい職業がユーチューバーというのは別に不思議ではないと思う

日常・雑記

2020年が始まって間もなく、テレビで中学生が将来なりたい職業が何かという日米の比較をしていました。

その時の結果を見て、日本はオワコンだとTwitterなどでは大騒ぎしていたようです。

私もパッと見たときは、日本の中学生は随分と未熟だなあと感じました。

でも、一呼吸置いて冷静に考えると、こういう結果になるのって、今の日本なら別におかしくないなと感じました。

 

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中学生の将来なりたい職業がユーチューバ(youtuber)だというのが納得できる理由

先ほどの表を見ていただいてもわかる通り、日本の男子中学生が将来なりたい職業のランキングは次の通りです。

  • 1位 Youtuber(ユーチューバー)
  • 2位 eスポーツプレーヤー
  • 3位 ゲームクリエイター
  • 4位 ITエンジニア・プログラマー
  • 5位 社長

 

一方、アメリカの中学生はというと、

  • 1位 医師
  • 2位 教師
  • 3位 ITエンジニア・技術者
  • 4位 デザイナー
  • 5位 軍人

 

それにしても、こんなにも差があるとは思いませんでした。

ただ、日本の中学生が将来なりたい職業がこのような結果になるのも不思議ではありません。

その理由は次のようなものではないでしょうか。

  • 保護者や教師が世の中にはどういう仕事があるかというのを十分に教えられてない
  • マスメディアの影響

 

はっきり言えば、中学生の情報不足なんです。

日本だと、子供に何をして働いているのかを話したり見せたりする親がほとんどいません。

私も子供の頃、親がどんな仕事をしているのかというのはサラリーマンをしているということ以外は何も知りませんでした。

また、学校でもそういうことを教える機会というのはほとんどなく、世の中の人はどんなことをして稼いでいるのかというのを知ることができません。

そうなると、テレビや漫画、SNSや動画などを通して世の中のことを知るわけです。

でもマスメディアで流れる情報なんて表面的で、しかも華やかなものばかりです。

今の時代だと、それこそYoutuberやプロゲーマーなどがもてはやされ、中学生が憧れを抱くわけです。

逆に医師や教師、政治家、役人、大企業の社長などは、不祥事ばかり目立ち、マスコミは叩いてばかり。

また、ブラック企業などで働いて疲弊している会社員などもよく話題になります。

これでは子供も将来、医者や教師、会社員などになりたいなんて思わないのも当然でしょう。

 

一方、アメリカでは上位の職業は尊敬の対象として教えられます。

特に軍人なんて国のために体を張っているのですから人々から英雄視されています。

もし、日本で中学生が将来自衛官になりたいなんて言ったら、教師あたりが烈火の如く猛反対するのは目に見えています。

それに、日本では知事クラスの人間がこんな事言うくらいですので。

都知事が肯定しているくらいですから、中学生ならあたり前のようにユーチューバーになりたいと言うのも不思議ではありません。

 

昔の中学生は将来何になりたかったのだろう?

イマドキの中学生はなんだかなあ〜、とがっかりしている大人もいるかもしれません。

では、昔の子供は将来どんな職業になりたいと思っていたのでしょうか。

調べてみたら、こんなデータがありました。

男子
①エンジニア ②プロ野球選手 ③サラリーマン ④パイロット ⑤電気技師 ⑥医者 ⑦自家営業 ⑧科学者 ⑨建築設計士 ⑩マンガ家 

女子
①スチュワーデス ②デザイナー ③先生 ④看護婦 ⑤タレント ⑥ジャーナリスト ⑦マンガ家 ⑧小説家 ⑨婦人警官 ⑩美容師

朝日新聞1970.11.02朝刊

レファレンス協同データベースより引用>

対象が小学生なのか中学生なのかわかりませんが、なかなか興味深い結果が出ています。

現代に比べたら、現実的な職業は多めではありますが、中には夢を持った職業もありますね。

男子ならば「プロ野球選手」「マンガ家」

女子なら「タレント」「マンガ家」「小説家」

今なら何とも思われないでしょうが、1970年当時はおそらく、今でいうユーチューバーくらいの感覚で、何考えてるんだと思われていたのではないでしょうか。

 

この頃の子供達も、今は立派な大人になっていますが、きっと真面目に働いて生きてきた方々がほとんどではないでしょうか。

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将来なりたいことなんて20歳に近づけば現実が見えてくるので心配不要

イマドキの中学生が将来なりたい職業の1位がユーチューバーで大騒ぎしていたのですが、それほど驚くことではないと思い、整理してみました。

まだまだ成長途上の中学生が言っていることですし、これから様々なことを吸収し、20歳ぐらいになったら多少は現実を知ることになるでしょう。

つまりは、そんな騒ぎ立てる必要なんてないのです。

むしろ、今のうちに夢や希望は大きく持つぐらいの方が、将来大物になれます。

 

ただ、世の中のことを表面だけ切り取り、しかもマスコミにとって都合の良いことばかり伝えられてばかりで困ったものです。

むしろ、大人だって騙されているくらいじゃないかと。

その辺は自分たちも今後気をつけなければいけないことではあります。

 

もし、中学生くらいの子供に、世の中はどう言う風にまわっているのか教えたいのであれば「13歳のハローワーク」でも読ませたらいいのではないかと思います。

この本がもっと早く出ていたら、私も学生時代に将来のことをもっとじっくり真面目に考えていたのに・・・。

もしかしたら私も今からユーチューバー目指したっておかしくない世の中にはなっていますね(笑)

ただ、顔出すの恥ずかしいので、多分やらないけど・・・。