最近は必要最低限の持ち物だけで暮らすミニマリストというスタイルが徐々に世間に受け入れられるようになりました。
そんなライフスタイルに憧れて、ミニマリストとまでいかなくとも少しいらない物を処分してみようかなと思う始める人もいるようです。
そのために先ず行うことといえば、身の回りの不要な物を捨てることです。
ところが、これが簡単なようでなかなか思うようにいかないのです。
うまくいかないのには様々な理由があるのですが、とにかく捨てないことには何も始まりません。
そんな時にオススメしたいのは、確実にゴミとなる物から捨て始めることです。
なぜそのようにするのが良いのか、今回はその点について整理してまとめました。
ミニマリストになるなら確実にゴミとなるものから捨て始めると良い
身の回りを見渡すと、結構色々な物があるのではないでしょうか。
ほとんど着なくなった服、お土産やプレゼントとしてもらった物、本や雑誌などなど。
これらのものをチェックして何を捨てようかなと考え始めると、おそらく手が止まってしまう可能性が高いです。
きっともったいないとか、いつか使うかもしれないという気持ちが現れて、振り分けする作業だけで時間がかかってしまいます。
これでは初っ端からつまづいてしまい、せっかくやる気を出したのに途中で嫌になってしまうかもしれません。
そんなときは、先ずはとにかく捨てることができたという実績を作るのがオススメ。
とにかく1番最初は確実にゴミとなるものから捨てることです。
具体的にゴミとなるものですが、次のような物です。
- ペットボトル・空き缶・空き瓶
- チラシ、期限切れの券など
- コンビニ・スーパー等でもらうレジ袋(ポリ袋)
- ダンボール
なんだ、こんなものと思われたかもしれません。
でも、こういうものって結構ため込んでしまう事ありませんか?
特に空き瓶などは、何か入れるのに使えるかもしれない、レジ袋もゴミ袋として使うのでとっておかないと等々。
買物をした時にもらったサービス券もいつか使おうと思ったしまっていたら、期限切れになっていたなんてことありませんか。
ちなみに、私も今でもレジ袋をついついとっておく癖があり、定期的に処分しないとパンパンになってしまうこともよくあります。
これらのものはとっておいても邪魔になるのは確実で、手元に持っていても得なことはありませんし、何か特別に思い入れのあるものなんて先ずないでしょう。
こういうものなら、確実に躊躇なく捨てることができるはずです。
先ずは身の回りにある使えなくなった「ゴミ」から捨ててしまいましょう。
物を捨てたくても捨てられない4つの理由
ミニマリストのように身の回りをスッキリさせるため要らない物を処分したい。
そのためには先ずは確実にゴミになりうる物から捨てることをオススメしました。
なぜそのような方法から始めるのが良いのでしょう。
以前、ミニマリストになるために物を処分するかしないかを判断する際のルールを取り上げたことがあります。
- 1年以上使っていないものは捨てる
- 電子化できるものは捨てる
- 買い直すことができるものは捨てる
【参考記事】:ミニマリスト男性が物を捨てる捨てないを判断するための3つのルール
かなり大ナタを振るった処分方法なのですが、おそらく最初の「1年以上使っていいないものは捨てる」でつまづく可能性は高いかもしれません。
捨てようと思っても、どうしても勿体ないとか、思い出があるなどと捨てるのを躊躇してしまうことでしょう。
本当に思い入れが強いと、それだけで時間がかかってしまいます。
そうなると迷っている時間が勿体ないですし、それよりも先に捨てられるものから処分してしまった方が良いのです。
また、捨てようと決めたものでも、そこからさらに障害が立ちはだかります。
- もったいない
- 思い出の品
- 手間がかかる(面倒くさい)
- お金がかかる(有料)
【参考記事】:ミニマリストの私が物を捨てるときに悩み立ちはだかる4つの壁
これらのこともいずれはやらなくてはいけないのですが、いきなり最初からそういう手間のかかることがあると、嫌になってしまいますね。
だからこそ、最初は無理なく捨てることができる物から始めて、捨てる・処分する(断捨離)する作業や行為に慣れておくのが良いのです。
とにかく、部屋のスペースを占領していたゴミを捨てることが出来たという自信につながり、次のステップにつながりやすくなります。
先ずは物を捨てることをできたという経験と実績を作ることから始めてみる
以上、身の回りの不要な物を処分するための第1歩について、どんな物から捨て始めるのが良いかについてまとめました。
先ずこういう物から捨てると良いと取り上げた、空き瓶、期限切れの券、レジ袋(ポリ袋)ってすぐに捨てることはせず結構ため込んでしまうことが多いのではないでしょうか。
私自身、かつてはすぐに捨てるのは勿体ないとため込んでいたことがあり、そのせいで部屋が片付かなかった過去がありました。
こういう物って、とっておいてもなかなか使わないことが多いのですよね。
ですので、これらのものを確実に捨てる習慣ができれば、徐々に身の回りの要らない物を処分することができるようになります。
ダンボールもそう、軽くて丈夫なので結構とっておくことが多いのですが、メルカリで頻繁に取引でもしていない限り使うことなんてないですから、資源ゴミの日に思い切って処分してみましょう。
先ずは身の回りの「ゴミ」から捨て始めましょう。