昔読んだ北海道のミスター鈴井貴之の本「ダメ人間」のレビュー

北海道生活

私が移住する前、北海道に関する情報を集めるのを趣味のようにしていた時期がありました。

その中の1つが北海道に関する本を集めて読むことです。

現在は手元にあると荷物になるため売却してしまったのですが、昔書いていたブログにレビューがあり、かろうじて記録として残っています。

今回はその中から面白いものが見つかったので、こちらで紹介します。

(当時のレビューのままなので、酷い文章ですが)

 

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北海道のミスター鈴井貴之のエッセイ「ダメ人間」のレビュー

移住する前から鈴井貴之さんの存在は知っていましたが、名前と水曜どうでしょうに出ている人だなという認識しかありませんでした。

関東に住んでいた当時、書店で本を探していたときに、たまたま鈴井さんの本を見つけました。

「ダメ人間」というタイトルが興味をひき、購入して読んでみました。

その当時のレビューがこちらです。

読み終わった後、何ともいえない虚脱感と自分も同じだなと感じました。本来であれば、こんなことを書きたくなかったんだろうな、どんなことを思いながら書いていたのだろうかと思うととても辛く切ない気持になりました。

この本のタイトルは『ダメ人間 溜息ばかりの青春期』、著者は北海道を拠点に活躍しているタレント、映画監督、放送作家である鈴井貴之さんです。
鈴井さんが大泉洋がいるTEAM-NACSが所属する芸能事務所の社長(現在は会長らしい)であり、「水曜どうでしょう」を仕掛けた人物であるということを知っている程度で、実際に監督をした作品や番組は見たことはほとんどありません。実際にどのような人物なのかはわかりませんが、この本の中の鈴井さんはずっと悩み、すっと後悔しつづけたまさに「ダメ人間」の典型として描かれています。

本書では20代で演劇に熱中し事務所の社長になるまでのことを自伝として語っているのですが、根拠のない自信、人の意見が聞けず素直になれない、だんだん周りから孤立しいきづまり自己嫌悪に陥る、そんな失敗ばかりの人生を包み隠すことなく赤裸々に語っています。本来であれば自分の人生での失敗は振り返りたくもなく忘れてしまいたいことで普通の人間であれば今さらこんな恥をさらすことなどしないでしょう。しかしながら、あえて今までの失敗に向き合うことで自分で何かを見つけ、また読者に何かを伝えようとしています。これもクリエイターとしての宿命なのかなと感じました。

本文の中で読者に何かしらのメッセージを伝えているわけではないのですが、私自身にはとても自分の境遇と重なる部分もあり、胸を締め付けられる思いがしました。少なくとも私には伝わってくるものが多い1冊でした。

今でも本の内容はなんとなく覚えているのですが、確かにすごくダメ人間として描かれていました(笑)

そんな中でも、自分の夢を諦めず実現したはすごいなあと思いながら読んだことを覚えています。

この本を読んで、鈴井貴之さんの人物像はよくわかりました。

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鈴井貴之のダメ人間の続編「ダメダメ人間」

鈴井さんのダメ人間のインパクトは凄かったのですが、実はその続編が出ているのを偶然知り、こちらも実際に購入して読んでみました。

タイトルはズバリ「ダメダメ人間」です。

こちらも読んだ当時のレビューを掲載します。

さて、「ミスター」鈴井貴之さんのエッセイ的私小説である第2弾『ダメダメ人間 それでも走りつづけた半生記』の紹介です。
本作は現在の会社「CREATIVE OFFICE CUE」を設立し、あの伝説?の番組「水曜どうでしょう」の大ヒットを受けた後、映画の勉強のため外国へ行き、映画「銀色の雨」を撮り、その後再び劇団を立ち上げるまでの話です。
前作では若いが故の自己嫌悪と苦悩を中心に書き綴っていました。本作でも基本的には失敗を繰り返して自己嫌悪に陥る様を書いているのですが、明らかに「失敗の質」に変化が出てきております。等身大の自分をありのまま受け入れ、前へ進んでいこうという強い意志が表れております。
鈴井さん自身は自分のダメっぷりをありのまま書いたので、こんな本を書かなければよかったと言っておりますが、前作から続けて読むと、演劇に懸けた1人の男の成長ストーリーとして仕立てているのがわかります。今の自分と照らし合わせて読み進めていくと共感できる部分が多いのではないでしょうか。そんなことを感じながら読んだ1冊でした。
今後の鈴井さんとCREATIVE OFFICE CUEの活動に注目したいと思います。

なんか私も偉そうに書いてますね(笑)

前作の「ダメ人間」は本当に人間としてクズに近い状態だったのですが、こちらは会社を設立した代表者のしての自覚が出ており、以前とは全く違うミスターの姿をみることができました。

北海道を拠点にこういう活動をするのは大変だと思いながらも、自分のやりたいことができて羨ましいなと感じました。

当時の私はまだ移住前のくすぶった状態でしたので、どうしたら現状を打破できるかを必死に考えていた時期です。

そんな当時のことも思い出しながら、もう1度読んでみたくなりました。

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古いブログを整理して閉鎖することにしたのですが、今回紹介した鈴井貴之氏のレビューのように消すには惜しいものがいくつか見つかりました。

北海道に関する本のレビューが結構多くもったいないので、今後少しずつこちらのブログで移す形で紹介していくつもりです。

 

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