自分の持ち物の中から不要な物を処分しようと、動画だったり片付け本を読んだりしてからやってみたけれども、捨てる捨てないで悩んでしまったことありませんか。
迷う気持ちはわかりますが、それでは片付けは一向に進みません。
こういう時はしっかりルールを決めて、感情抜きに割り切って処分するべきです。
今回は、私が物を捨てるか捨てないか悩んだ場合に決めた振り分けルールについて紹介します。
男性ミニマリストの物を捨てる捨てないを判断するための3つのルール

一人暮らしのアラフィフミニマリストである私が物を捨てようか悩んだ時、判断する基準として設けたルールは次の通りです。
- 1年以上使っていないものは捨てる
- 電子化できるものは捨てる
- 買い直すことができるものは捨てる
ルールはたった3つだけです。
結構あっさりしてますが、これだけでも随分と変わります。
ルール1:1年以上使っていないものは捨てる
片付け本の中には、1ヶ月使ってないものは捨てましょうという、もっと厳しい場合もありますが、それと比べれば1年というのはルールとして緩い方です。
1年とした理由は、季節によって着る服や使うものがあるからです。
コート類は主に冬に着るものですし、それ以外でもシーズンオフは1ヶ月以上袖を通さないなんて当たり前です。
また、プリンタなども年賀状を作るときにしか使わないといったケースもあるでしょう。
一見、場所を占領して邪魔に感じてしまいそうですが、必ず毎年使うものであれば必要なものです。
以上のような理由から、1年以上使っていないものがあれば、今後も使わない可能性が高いものと判断でき、手放すことができるでしょう。
ルール2:電子化できるものは捨てる

2つ目は、特に思い出の品を処分するかどうか迷ったときに基準にしているルールです。
まず真っ先に思いつくのは写真、数十枚程度であれば、さほど邪魔になりませんが、これが何百枚レベルの枚数になると結構な場所をとります。
定期的に見るのであれば、無理して捨てる必要はないでしょうが、めったに見ることがなければ思い切って処分します。
しかし、思い出のものを捨てるとなると、どうしても躊躇しまいますが、そんなときは電子化します。
写真をデータ化してしまえば、スマホから簡単に呼び出すことができますし、何より場所もとりません。
手元にある焼き増しの古い写真は自力で電子化しても良いですし、面倒であれば「フジフィルムの写真スキャンサービス」のようなサービスを利用する方法もあります。
電子化するものは写真だけではなく、親類や友人、知人からもらったお土産など思い出の品などもあります。
ずっと使っていなかったものもあるものの、捨てるのは気が引けるかもしれません。
そんな場合も、スマホで写真に撮って残しておけば良いです。
モノとして存在していなくても、目に見える形で残っていれば罪の意識もなくなります。
ちなみに私はこの方法で、小学生からの思い出の品や卒業証書などを全て写真に残し処分しました。
たまに見返したとき、それで十分思い出はよみがえるものです。
ルール3:買い直すことができるものは捨てる
先に紹介した2つのルールだけでも十分いらないものを処分できますが、それでも捨てるかどうか迷ってしまう物はどうするか?
そんな時は「もし捨てたとしても、また手に入れることができるか」という基準で判断します。
少し荒療治ではありますが、また買い直すことができるのでしたら一度処分してしまえばいいのです。
捨てた後、やっぱりいるものだったとわかれば、買い直せばいいのですから。
もちろん買い直すという行為は無駄に感じるかもしれませんし、余分な出費になることは否定できませんが、捨ててしまったほとんどのものは再び買い直すことってほとんどありません。
迷ったら一度捨てて買い直せばいい!
そう割り切って処分してみましょう。
ただし、もう生産中止していて手に入れるのが難しい、また趣味などでコレクションしているとか、プレゼントでもらった思い出の品であれば、あなたにとって必要な物ですので、捨てる必要はありません。
本当に迷った時は壊れたものから捨てればよい
以上、物を処分するときに、捨てるもの捨てないもの基準となるルールについてまとめました。
あくまでも私のルールですが「本当にモノが少なくキレイな部屋にしたい。」「スッキリしたシンプルライフを送りたい。」と思っているのならば、やはりこれぐらいやったほうが良いです。
まずは、大まかに3~4つほど捨てる捨てないの基準を自分で作ってみる。
もちろん、片付け本や動画を参考にしてもよいでしょう。
それでも迷うのであれば、壊れて使えないもの、破れたりして着ることができない服だったら、さすがに捨てることができるでしょう。
まずは何か1つでも捨てれば、そのあとは結構スムーズに進むものです。
