不要なものを処分するときに必ずぶち当たる壁、それは思い出の品を捨てられるかどうかです。
思い出の品の中でも、頭を悩ませるものの1つに学校の卒業アルバムがあります。
卒業アルバムを「捨てるなんてとんでもない!」という声もあるでしょう。
その一方で学校にいい思い出なんてないから捨てたいという意見もあるかもしれません。
良くも悪くも自分や周りの友達、そして先生との思い出の歴史が詰まっている卒業アルバム。
あなたならどうしますか?
私は何年か前に、小学校・中学校・高校の卒業アルバムをすべて捨てました!
今回は私が卒業アルバムを処分した理由と、万が一見たくなった時の方法についてまとめました。
卒業アルバムを「手放すか」悩んだときに問いかけたい3つのこと

思い出の象徴である卒業アルバム。処分に迷ったときは、まず現状を冷静に振り返ってみましょう。
- そのアルバム、最後に開いたのはいつですか?
- 「自分の歴史」として本当に手元に置きたいですか?
- 万が一、手放して後悔したときの「解決策」はありますか?
そのアルバム、最後に開いたのはいつですか?
卒業アルバムを「実家に置いたまま」にしているケースは多いのではないでしょうか。
私もかつてはそうでした。
しかし、両親が定年退職して北海道へUターンする際、「荷物整理をするから全部引き取れ」と無理やり手元に戻されることになったのです。
そこで改めて気づいたのは、「自分から見ようとしなければ、一生開くことはないかもしれない」という事実でした。
「自分の歴史」として本当に手元に置きたいですか?
もし、1年に一度は読み返して元気を注入している、というのであれば、それはあなたにとって「必要なもの」ですから、無理に捨てる必要はありません。
しかし、数年、あるいは数十年も開かず、ただ「重くて場所を取る塊」になっているのなら話は別です。
自分の歴史だから、魂が宿っているから……。
そうした思い入れが本当にあるのなら大切に保管すべきですが、
「なんとなく捨ててはいけない気がする」
という義務感だけで持っているのなら、それは今の暮らしを圧迫するだけの「邪魔なモノ」になってしまっているかもしれません。
万が一、手放して後悔したときの「解決策」はありますか?
「捨てて後悔したらどうしよう」という不安が、一番のブレーキになりますよね。
私の場合は、「どうしても見たくなったら、閲覧する方法がある」と知ったことで、迷いが消えました(具体的な方法は後述します)。
「今の自分に本当に必要か?」という視点で向き合ってみると、意外と答えはシンプルに出るものです。
私はそんな思い入れも機会もなかったので、迷わず処分を選びました。
私が小中高の卒業アルバムを1冊残らず処分した「5つの理由」
卒業アルバムを捨てるなんて信じられない、と思われるかもしれません。
私自身、最初は多少の抵抗がありましたが、今の自分にとっての必要性を考え抜いた結果、以下の5つの理由で処分を決めました。
見返す頻度が圧倒的に低かった
卒業してから数十年、アルバムを開いたのは片手で数えるほど。
この先も、わざわざ取り出して眺める時間は想像できませんでした。
「過去の自分」への執着がなかった
昔の姿を見るのは気恥ずかしく、今後も誰かに見せたいとは思いません。
過去よりも「今の自分」に集中したいという気持ちが勝りました。
学校生活に強い思い入れがなかった
決して不遇だったわけではありませんが、かといって戻りたいほど楽しかったわけでもありません。
自分にとって卒業アルバムは、手元に残して慈しむほどの対象ではありませんでした。
管理の手間と重さがストレスだった
整理整頓のたびに、あの「重くてかさばる塊」を出し入れすることに、次第にイライラを感じるようになっていました。
「いざとなれば見られる」という安心感
後述するように、どうしても見たくなった時の手段を知っていたため、安心して手放すことができました。
以上の理由から、13年ほど前に全ての卒業アルバムをスパッと捨てました。
古本屋で売れるものでもありませんので、プライバシーに配慮した上で、可燃ゴミとして処分、ついでに卒業証書も一緒に手放しました。
卒業アルバムを捨てて気づいた「心の軽さ」
処分してからかなりの年月が経ちますが、後悔したことは一度もありません。
むしろ、クローゼットの奥に鎮座していた「過去の遺物」という煩わしさから解放された喜びの方が大きいです。
冷たい人間だと思われるかもしれませんが、私にとっては「今の心地よさ」を優先したことが、最良の選択でした。
当時の人間関係を否定するわけではありませんが、過去の思い出に浸るよりも、身軽になった今の暮らしを大切にしたい、それが私のミニマリズムです。
捨ててから後悔しないために。どうしても見たくなった時の「2つの解決策」

「捨てた後に、万が一見たくなったらどうしよう……」
そんな不安がよぎるかもしれませんが、実は手元にアルバムがなくても閲覧する方法はあります。
この「いざという時のバックアップ」を知っておくだけで、手放すハードルはぐっと下がります。
同級生に借りる、またはデータで見せてもらう
卒業して数年であれば、友人や同級生に頼んで見せてもらうのが一番の近道です。
最近では、誰かがスマホで撮影して送ってくれることもあるでしょう。
今の自分には不要でも、誰かは持っている。
そう考えるだけで気が楽になります。
出身校や教育委員会で閲覧する
意外と知られていないのが、学校自身がアルバムを保管しているケースです。
母校に連絡すれば閲覧させてくれる場合が多く、万が一閉校していても、自治体の教育委員会などで保管されていることがあります。
そこまでして見たいと思う瞬間は、人生でそう何度もあるものではありません。
「いざとなれば公的な場所に保管されている」という事実こそが、最大の安心材料になります。
卒業アルバムの処分は自分の心地よさを優先するかどうか
閲覧する手段さえ知っていれば、卒業アルバムは単なる「重い荷物」から「手放せるモノ」に変わるはずです。
もちろん、この記事は処分の推奨ではありません。
しかし、もしあなたが「過去」の重さに疲れているのなら、思い切って手放し、「今」の軽やかさを手に入れるのも一つの選択です。
最終的にはご自身の心と相談して、後悔のない判断をしてみてください。
※卒業アルバムの保管状況は学校や自治体により異なります。必ず閲覧できることを保証するものではない点をご了承ください。

