最近、みなさんは腕時計をつけていますか?
今はスマートウォッチが主流になり、従来のアナログ時計を身につける人は少し減ったかもしれません。
かつての私は、腕時計がないと落ち着かないくらい、外出時は必ずと言っていいほど左腕に身につけていました。
高校生の頃から数えれば、何十年もの間、それが当たり前の習慣だったのです。
しかし、本格的にミニマリストとしてシンプルな生活を目指し、身の回りの持ち物を見直した結果、「私に腕時計は不要だ」という結論に達しました。
今回は、長年の習慣だった腕時計を私が手放した理由と、それによって得られた意外なメリットについてお話しします。
ミニマリストの私が長年愛用した腕時計を手放した3つの理由

あれほど盲目的に身につけていた腕時計ですが、いざ真剣に検討してみると、手放せる明確な理由が3つありました。
- スマホの普及で「時間を確認する専用ツール」が不要になった
- 腕時計をチラチラ見て時間を気にしすぎる「悪癖」を直すため
- 高級ブランドへの「欲や見栄」を追いかける虚しさに気づいた
スマホの普及で「時間を確認する専用ツール」が不要になった
現代の生活において、外出時にスマホを操作する機会は非常に増えました。
スマホの画面を開けば、嫌でも自然と現在時刻が目に入ります。
そのため、わざわざ腕時計に目をやる機会自体が激減していったのです。
かつてのガラケー時代は、今ほど頻繁に画面を開くこともなかったので腕時計が必須でした。
しかしスマホの登場によって、外出時の情報収集の習慣そのものが変化したことが、腕時計を手放す最大のきっかけになりました。
腕時計をチラチラ見て時間を気にしすぎる「悪癖」を直すため
外出時に腕時計をつけていると、どうしても無意識に左腕を持ち上げて、必要もないのに現在の時刻をチラチラと見てしまう癖がありました。
一人のときはまだ良いのですが、人と会っているときや、仕事の打ち合わせ中にもこの無意識の動作が出てしまうことがあったのです。
ほとんどの場合は何も言われませんが、たまに相手から「何か次のスケジュールでもありますか?」と指摘されてしまうこともありました。
これでは落ち着きがない人間だと思われてしまいますし、相手に対しても決して良い印象は与えません。
しかし、腕時計をつけるのをやめたことで、この左手を上げる癖は見事になくなりました。
さすがに、人と話している最中にスマホをチラチラ見るようなことはしませんから、対人関係において非常に良い効果が出ました。
何より、常に時間に追われているような感覚がなくなり、心に大きなゆとりが生まれたことが嬉しい収穫でした。
高級ブランドへの「欲や見栄」を追いかける虚しさに気づいた
私は指輪やネックレスなどのアクセサリーを一切身につけません。
そのため、唯一の自己表現の道具として、腕時計にはこだわりを持っていました。
ファッションとして身につける以上、デザインが良くて格好よく、できればそれなりにステータスのあるブランド物が欲しくなってしまうものです。
普段は高級ブランドに興味がない私ですが、腕時計だけは別で、「いつかはウン十万円するような名門時計をつけるのが夢」という時期もありました。
しかし、仮にそれを手に入れたとしても、上を見れば今度はウン百万円の時計が欲しくなるだけです。
この物欲のループにはキリがありません。
それに、今は高級ブランドを身にまとって見栄を張るような時代でもありません。
これ以上、終わりのない腕時計のステップアップを追いかけるのが虚しくなり、手放すことに決めました。
腕時計を処分したことで、物だけでなく、自分の中にあった「見栄や不要なプライド」も一緒に手放すことができたと感じています。
それでも「ミニマリストに腕時計が必要」とされる4つのケース
ここまで私の腕時計不要論をお話ししてきましたが、ライフスタイルによっては「ミニマリストであっても腕時計は持っておいた方がいい」というケースも当然あります。
具体的には、以下のような環境にある方です。
- スマホや携帯を持ってない
- ファッションとして楽しみたい
- 電池が長持ちするので災害等の有事に
- ビジネスシーンでワンポイントとして
もしかするとスマホや携帯が煩わしいから、持っていないかもしれず、そうなると時間確認は時計を見るしかありません。
外出時にどこかで時計が見られればいいですが、なかった場合は腕時計だけが頼りです。
また、ファッションが自分の生き方を表現する大切な手段であるなら、堂々とお気に入りの1本を身につければ良いのです。
「ミニマリストだから腕時計をつけてはいけない」なんてルールはどこにもありません。
まずは「腕時計をつけずに外出する」実験から始めよう

ミニマリストそれぞれの生活スタイルや職業に合わせて、腕時計を持つか持たないかを柔軟に判断するのが一番です。
私自身は、腕時計をなくしたことで「時間に追われない解放感」と「見栄の断捨離」という、想像以上の身軽さを手に入れることができました。
もし、この記事を読んで「自分も腕時計はいらないかもしれない」と感じたなら、まずは小さな実験として、「週末の外出時に、腕時計をつけずに家を出てみる」ことから試してみてはいかがでしょうか。
意外なほど不便を感じず、むしろ左腕の軽さと心のゆとりに驚くかもしれません。
あなたの身軽な暮らしの参考になれば幸いです。
